弁護士JPに、生成AIに裁判官をやらせてみようという「AI模擬裁判」を文化祭で実施する、東京大学法学部の学生のみなさんを取材してきました。
前代未聞「AI裁判」開廷!? “現役東大生”仕掛け人が語る「AI裁判官がなぜ必要か」 | 弁護士JPニュース
Chat GPTに裁判官をやらせてみようという試みなのですが、東大という最高学府の学生が現在の裁判システムに一石を投じてみようという大胆な挑戦です。今回はそのリハの様子を見せてもらいました。
どんな事件内容なのか、どんな問題意識を持っていてこのイベントを計画したのかなど、詳しい話を聞かせてもらいました。背景には人材不足の問題があるようです。裁判官が足りないんですね。
本番は東大の文化祭「5月祭」で行われる予定です。当日はテレビの取材も入るようで、結構注目されてるようです。学生時代に、社会的に注目されるイベントを開催できるなんてすごいですね。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
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模擬裁判について詳細を調べる
AI法廷の模擬裁判/東大五月祭 (@AI_Judge_May) / Twitter
– MIT Tech Review: チャットGPTは弁護士の仕事をどう変えるのか?
「言語は法律業界や法制度の分野における通貨である」と言われている。あらゆる道は文書につながる。GPT-4の試験を実施したシカゴ・ケント法科大学院のダニエル・カッツ教授は、「ほとんどの作業が、文書の読解、処理、作成に関わることなので、文書はこの業界の通貨であり、その中で人々が取引をしています」と言う。
第二に、カッツ教授によれば、法律業務には適用可能な法律や判例を検索し、関連する根拠を見つけ出すなどの反復作業がたくさんあり、これらは自動化される可能性がある。
機械が人を裁くのはありかなしか。。。
人工知能が日本の司法試験に挑戦! ChatGPT有料版の正答率は何%?GPT-4による追試結果も | クラウドサイン
当日確認すべきこと
学習なしモデルのGPT-4か
事件はどんなものか。
検事、弁護側、被告、原告の設定はどうやって決めたか
裁判展開はどの程度決まってるものなのか。
裁判官
– 高性能AI「GPT-4」公開…SATや弁護士試験等で人間超え | リセマム
• 知識量および推論能力が大きく向上。米国の大学入試共通テストにあたるSATや弁護士試験など、多数の試験において受験者の上位10%内など人間を超える結果。(GPT-3.5は下位10%の成績)
裁判官に求められる資質・能力について記載された文献等
構成その1の記事
Point
AI模擬裁判のプロット。
監修の体制
Chat GPTのプロンプトデザインについて
主催者の問題意識
Intro
AI模擬裁判が開催される
– 機械に人間は裁けるか? 東大学園祭で「AI模擬裁判」開廷 GPT-4が裁判官に – ITmedia NEWS
東京大学で5月13日・14日に開催される学園祭「五月祭」で、「AI法廷の模擬裁判」という催しが行われる。GPT-4が裁判官となって判決するという企画で、コンセプトは「機械に人間は裁けるか──?」だという。
– AI裁判官が人を裁く模擬裁判「AI法廷の模擬裁判」が凄そう ― 話題のAI「GPT-4」を採用し、東大の文化祭で開廷
しかし、一方でAI技術の進化によって、裁判所が置かれている倫理的・人権的な問題、AI裁判官が誤った判断を下す可能性、人間らしさの欠如などの懸念も浮上しています。
このようなAI裁判官のメリットとデメリットについて、模擬裁判を通じて議論を深めることができます。
当日はAI技術を活用した新しい裁判の在り方について考える貴重な機会となるでしょう。
主催者は東大法学部が演劇サークルと協力して一石を投じる
– 岡本さん
岡本:私は今司法試験を勉強しているんですけど、趣味でゲーム、特にTRPGのゲームとかするんですけど、その中でGPTとかAIを触ってみて、結構入力したものに対して結構しっかいrといろんな役割を演じてくれることがわかったんですね、いろんなことを演じてくれるのなら現実に存在する役割、例えば裁判官も演じられるんじゃないかと思って、その時参考書にあった問題を入力したら素晴らしい答えが帰ってきたので、もしかしてこういう企画ができるんじゃないかというのが最初の観点。これをもっと社会実験、実演の形にして問題提起したら素晴らしいものになるんじゃないかと思ったま。
Body1プロット
– どんなプロットか
被告と被害者は3年間交際していた。
1年前に破局。
22歳男性三井と新たに高裁を始めた。
一ノ瀬は遺恨を抱き、リベンジポルノを投稿すると脅した。
三井は俺が解決してやるから、一ノ瀬をS氏の補綴に呼び出してくれと述べた、二村は一ノ瀬に復縁の話をしたい、S市のホテルで会おうと電話した。2022年8月5日、夜、一ノ瀬がホテルの一室に赴いたところ、三井が待っていた。三井が一ノ瀬は口論になり、三井は二村から手を引け。それとも痛い目にあいたいかと発言した。一ノ瀬はこれに激昂し、近くに遭った過敏で三井に殴りかかったところ、三井はこれを回避し、所持していた飛び出しナイフで一ノ瀬を刺した。一ノ瀬はまもなく失血性ショックで死亡。三井は一ノ瀬を放置したままホテルを出た。翌日、二村と三井の間の電話が一見確認されている。
なお、承認の四葉(21歳学生、男性)は、二村の友人である。7月30にちに、に村が三井に電話しているところに出くわし、電話の内容を立ち聞きして、二村が三井に一ノ瀬の殺害を以来していたのを聞いたと主張している。
– 岡本さん
岡本:現実の複雑に入り組んだ事実に対して、AIがきちんと分析できるかという能力的な問題、2点目に情状酌量、情状が絡んでくるものにかんして、AIが人間らしい情状的な判断を下せるのかの2つを重視。
情状酌量は面白いので見出しに使うか。
Body2監修の体制
Body3Chat GPTのプロンプトデザインについて
裁判官として判決を考えるだけでなく、裁判時の裁判官質問もGPTが作成する。
– 岡本さん
――あとChat GPTが今回裁判官ですが、裁判官質問は、脚本ですか、それとも、裁判経過をプロンプトとして入力して、GPTがはじき出した質問ですか。
岡本:後者です。GPTに出したものです。
岡本:トレーニングというとおそらくファインチューニングのことを想定されていると思うんですけど、ちゃっとGPTは小規模団体へのトレーニングは事実上不可能な状態です。ですので、GPTのモデルに追加するようなことはできていないです。代わりにプロンプトデザインといって、どういうふうに入力したら、答えが帰ってくるのかを中心に今回の企画をやっています。
――プロンプトデザインはかなり時間をかけているんですか。
岡本:そうですね。脚本できてから2週間、10時間くらい書けて作っています。
岡本:学術的な教育はさせていません。なぜさせていないかというと、人間の論理というのに、AIを束縛させる危険性があるからです。やはりあくまで法の支配、AIが法を適用してほしわけですから、そこに先例とか学説みたいなものを条文に書いてないものを入れ込んでしまうと、それはその学者の考えなので、それを最初にAIに教えてしまうと駄目かなと思うんです。
Body4主催者の問題意識
– 岡本さん
現時点の能力で考えるなら、民事や刑事の簡素な事件、判決がわかりやすい、判型がわかりやすい事件では非常にAIは増えていくと思います。なぜかというと、現在日本国内における裁判官の人材資源というものが圧倒的に枯渇していて裁判官の福利厚生が非常に問題のある状態になっていますから、これから人材難になるにあたってAIは欠かせないものになると思っています。
これをもっと社会実験、実演の形にして問題提起したら素晴らしいものになるんじゃないかと思ってこの企画をたてました
開催情報
5月13日、安田講堂にて。
無料で入場可能。開廷は5/13、13時15分。直前企画の”模擬裁判”(別団体)との総入れ替えとなります。
2日目には、SF作家らによるシンポジウムも開催される
詳しくは公式サイトで確認を。
追記内容
TRPGやプロンプト、ファインチューニングなどは注釈があったほうが良いか
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メモ終わり。本番も見に行く予定で、改めて何か記事を書くつもりです。