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結婚の平等裁判の東京高裁を取材しました

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 弁護士JPで、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の控訴審が東京で開かれたことを受けて、第一回口頭弁論の取材をしてきました。

 東京高裁「同性婚訴訟」の控訴審はじまる 「周囲の理解進んでも制度の壁ある」原告らが意見陳述 | 弁護士JPニュース

全国5つの地域で起こされている同性婚訴訟ですが、控訴審が東京で始まりました。地裁では4つの地域で違憲か違憲状態の判決がでています。弁護団は地裁の判決によって、以下のことが明らかになったと言います。

・同性間の婚姻の法制化は憲法違反ではない
・国が同性間の婚姻を認めないのは、「婚姻制度の目的は自然生殖可能性のある関係性の保護」を理由としていること
・同性カップルの実態が異性カップルと異ならず、婚姻の可否は同性カップルにとっても「重要な人格的利益」に関わること
・現状が憲法違反であること

 控訴審の弁論の傍聴もしましたが、高裁の裁判官が論点の整理をしていて、やる気が感じられました。「訴訟を進める上でのかなり踏み込んだ整理があった。裁判長はかなり勉強してきている印象」と中川弁護士も、裁判後の囲み取材で語っています。どうなるか、要注目です。
 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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Intro

東京高裁で同性婚をめぐる控訴審があった。

ここにいたる経緯を簡単に

東京地裁では違憲状態の判決

他、4つの地裁で同性婚をめぐる訴訟が提起され、大阪以外で違憲ないし違憲状態の判決が出ている。
 
 

Body1地裁判決

札幌地裁 14条1こう違反
大阪、合憲、将来の違憲可能性を明示

東京地裁、24条2項違反
名古屋サイ、24条、14条1項違反
福岡、24条こう違反

こういう判断が出ざるを得ないほど、マイノリティの置かれる状態が申告だと言うことを無視できなかった。
明らかになったこと

同棲かンの婚姻の法制化が憲法違反ではない(前提)

国が同性間の婚姻を認めないことが道理的であると考える理由が、婚姻制度の目的は自然生殖可能性のある関係性の保護という理解にあること

これをいうと差別だと言われるから言わないのだろう、総理なども。

同棲カップルの実態が異性カップルと異ならず、婚姻の可否は同性カップルにとっても「重要な人格的利益」に関わること

大阪地裁ですら、確認された。

現状が憲法違反であること、、東京地裁判決「人格的生存に対する重大な脅威」
かなり踏み込んでいて、命の問題だとうのが反映された。

各地の判決を受けて現時点の到達点

札幌地裁
婚姻によって生じる公的高価の一部ですらもこうrを享受する手段を提供しないことは差別、
法的手段は多種多様に考えられるであり、どのような制度を採用するかは、国会に与えられた合理的な立法
今の婚姻にいれないことが憲法違反とはいってない

東京地裁
婚姻をみとめてないことが違憲とは言えない。

名古屋地裁
枠組みすら与えていないという限度で違反する
特別の起立を設けることもあり得る。

福岡地裁
選べる利益を一切認めず、違反する状態

どの判決も枠組み、法的効果がない現状は違憲だということに到達。その後の制度については靄っとした状態。

各地の高裁、東京二次訴訟のぽいんと
現状を後退させない、かつ、現在の婚姻制度から排除されていることは憲法違反である主張を認めさせること

国の主張
ほとんどが一審の繰り返し、
一部だけ違う、本来審理判断する必要のない事項というべきである。だから合憲というべきだという主張
 
 

Body1 控訴審のポイント

婚姻にいれてもらうこと

こちらの主張を認めさせるには、
同棲カップルがこうむっている不利益の大きなを訴え、
社会通念、婚姻とは自然生殖可能性という理解のあやまりを追求
判決はこれを言っていない。躊躇があったと思われる。
社会通念、一般はそう思っているでしょ、という、それと違う判断はしにくいということ。
その理解があやまりだということを変えていく必要がある。

国会に別精度でお茶を濁す、立法最初などないことを改めて強調しちえく。人と人を個人の尊厳において区別することのないよう。

4つで違憲判決、大半の裁判所がそういった、大きな前進。山登りと一緒に大きなピークを超えると本当に大きなピークがあるということで、婚姻じゃないとダメなのかというのは、わからないが、裁判所の発想は、今のレベルは婚姻じゃないとダメとは憲法は言っていないというレベル。

裁判長は、今後の進行についていくつか宿題を出した。
力点は婚姻に類する制度ではだめだということ。婚姻ではないとダメ。一審からずっと求めている。
婚姻に類する制度を導入したことによって海外では上手くいかなかったケースがある、これを立証すると考えている。

婚姻に類する制度ではダメというのがこちらの柱。
それに関する専門家の意見書もお願いしている。問題意識として諸外国の実際の調査結果を踏まえた立証を考えている。
伝統的な婚姻感がこれまでの判決でも配慮がされていて、婚姻は異性間のものという通念が、障壁になっている。それについて今はもうかわっているという立証も検討している。

国会の問題、理解増進法のひどい結果、それについても国会の立法の機能不全についてもしっかり立証していきたい。結婚を求めているマイノリティが具体的な数がある。当事者をわかりやすく示せるよう、子育て同性カップルもいっぱいいる、これについての立証する。4カ月で出し切るつもりで頑張るがみんなで力を尽くしたい。

実際にどんな不利益があるか、今回の陳述から出す。

小川さん、
控訴審ということで意見陳述は行ったが、パートナーと話すつもりで話した。これまで主張してきたこととは大きくかわらないが、婚姻の平等、スタートラインに立てない私たちがいることを、話した。
身の引き締まる思い、裁判長がきちんと考えてくれているという前向きな発言があったので、希望を捨てずに還暦なので、節目なので、ということもあり気持ちをあらたにしたい。

小野春さん
パートナーの西川と子ども3人を20年間育てた。その生活の様子を伝えようと思って話した。ごくありふれた子供の家庭。それでもどんなに個人が努力しても超えられない壁が度々あって、そのことについて話した。
特に子どもたちは一緒に暮らし始めた時は小さい小学生だった。今は大人になった。それまでに法律ができるかと思っていたけど、間に合わず、今も家族と証明できなくて困っている。
子どもたちが自分で直接話せるようになっている。彼らの言葉で話してくれている。
同じような立場の人い育てられた人に接する機会がある。
現実生活では、もう家族だよねと扱われるけど、もちろん言えない人もいるが、それでも家族だということはわかっている。法律だけが変わらない。法律によって、家族ナノに家族じゃないとうそをつかないといけない状況をわかってほしい、裁判所に。

ここまで高裁の一回目を迎えて、地裁では違憲状態という判決、地裁では何もない状態が違憲といわれたが、婚姻できないのが違憲を勝ち取りたい。

代理人弁護士の佐藤まいこさん
意見陳述した。
話している時に、控訴人の方とか社会運動してきた先輩方のおかげでここに立っているんだと感じた。新人なので初めてで緊張したが、異性同士にかぎられているのが多くの若者をうばっているかについて、裁判官にわかってもらいたいと話した。
控訴人の尋問などのなまの話を紹介すると言う形で構成した。自分が20代であることを活かせればと思い、同世代の友人から話を聞き結婚できないことがどう影響してるか話をきいて、一部だが自分から紹介した。
社会にいるたくさんの人たちが、違憲判決をだしてくれることをどれだけのぞんでいるか、裁判官に伝わっていると良いなと思う。
 
 

Body2高裁でどうなりそうか。

裁判長はかなり気合が入っていた。

おおきくあったのが、この訴訟を進める上でかなり踏み込んだ整理があった。裁判長から。
かなり控訴審の審理を自分でやるんだという強い心意気を感じた。子の問題について論点なんだというクリアになったことは歓迎したい。
この裁判長がポイントに沿って書いてほしいということに従って書いていく。

その裁判所の感覚を変える、押し切る。多分、これは憲法違反とはまで言えるかなと大半の裁判官が思っていたと思う。色んな研究者が論文を書いたりして、リアルな声を発信して、大きな力となって裁判官をつつんで、変えてきた。それをまたやる、叩き潰すのではなくなっとくさせる、世の中の雰囲気と法律的な事実。これは東京だけではできない。
世の中全体が、婚姻できないとはおかしいと考える、専門家もちゃんとその理屈を考える。裁判所との問題意識はぴったり、方向性がどこまで一致しているかわからない、気にする必要はない、目指すゴールに向かって、入口は一致したのであとは同裁判官をどう引っぱっていくか、法廷の中でも外でもアイデアをだしあっていく。
 
 
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 メモ終わり。地裁の判決も結構踏み込んだ内容だったと思いますけど、高裁はさらに踏みこんだ判決が出るかも知れません。今後も取材を続けたいと思います。
 
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