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TVerのサービス事業本部長に、コロナ禍も成長続く秘訣についてお話を聞きました

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 Brancで、Tverのサービス事業本部長、薄井大郎さんに取材してきました。

 アフターコロナでも急成長つづく無料動画配信「TVer」。その要因は何か、サービス事業本部長を直撃 | Branc(ブラン)-Brand New Creativity-

 このところ、Tverの成長が右肩上がりでどんどんユーザー数が伸びています。日本のテレビもいよいよ本格的に配信の時代に突入してきている感があります。そんなTverに成長の要因を聞いてきました。

 コネクテッドTV(CTV)の利用者増加とコンテンツの充実が主要因とのことで、ネットにテレビモニタをつなげる結線率がかなり上がっているみたいですね。普通の番組と同じ感覚で、TVモニタでTverを利用する人がかなり増えているようで、すでにPCを超えているようです。

 Tverはドラマの見逃し視聴のイメージが強いですが、最近はバラエティもかなり増えているようです。あとはスポーツ中継につよくなってきているのも成長の要因になっているよう。ローカル局にとっては新たな収益源と期待できる面もあるようです。
 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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参考

誰もが“いつでもどこでも”使うサービスを目指し、できることすべてに挑戦する〜 / 取締役 サービス事業本部長 薄井 インタビュー|TVer HR BLOG

TVer2023年8月歴代最高3000万MUBを記録!CTVの再生数は昨年から約2倍に|TVerプラス テレビ番組最新情報&エンタメニュースまとめ

心地よく整う「TVer」新時代の道、地上波とうまく補完を/若生伸子社長インタビュー – 芸能 : 日刊スポーツ

2030年、日本の動画情報最大のインフラを目指す!〜TVer若生社長インタビュー〜 – Magazine | 映像・音響、放送・通信業界の情報発信サイト INTER BEE 2023

テレビ業界ジャーナリスト長谷川朋子さん(前編)〜自分の価値を求めたら海外展開にたどり着いた〜 インタビュー:テレビを書くやつら|TVerプラス テレビ番組最新情報&エンタメニュースまとめ

TVer×ローカル局~ローカル局における配信ビジネスの現状と今後~ TVer Biz Conference 2023レポート|Screens|映像メディアの価値を映す

「TVer」普及で変わるテレビ 地方局発の盛り上がり、〝お宝〟映像も

放送のIP化は何を“解決”しうるのか? Interop Tokyo 2022基調講演「IP化時代における放送の将来像」レポート(前編)|Screens|映像メディアの価値を映す

放送システムのIP化とは?その動向や将来性などについて詳しく解説!! | 東京エレクトロンデバイス株式会社

【インタビュー 須賀久彌・TVer取締役】放送コンテンツの視聴量を増やすために、あらゆることに取り組む | 民放online
2015年に1兆8,000億円あまりだった地上波テレビ広告費は7年で1,300億円減少しました。一方でTVerやABEMAなどのテレビメディアデジタルに占める動画広告の売上は2022年で350億円。この1年では、テレビ広告費が400億円減って、動画広告が100億円増えたとのこと。単体だけを見ると順調に成長しているように感じますが、この成長ペースには危機感を抱いています。2025年の10周年までに、どんな手を打って、どこへ辿り着けるのか。TVerがきっかけで放送を見る人が増えてもいいし、TVerを通じて放送を見る人が増えても構わない。放送コンテンツの視聴そのものの総量を増やすために、あらゆることに取り組みたいと思っています。

佐久間宣行Pが“TVerオリジナル番組”に見いだす勝ち筋とは? 〜『褒めゴロ試合』担当者インタビュー|Screens|映像メディアの価値を映す
広告主の立場からすると、TVerは民放テレビ局が提供するテレビ番組を視聴することができるサービスなので、他の動画プラットフォームと比較してコンテンツ力がありながらブランドイメージを毀損するリスクが低い、TVに近い存在でした。その上で、TVと大きく違うのはデジタルという事を活かした定性評価の振り返りです。これがあったので、私達は過去の結果からTVerの広告接触者と非接触者の態度変容の差がわかっていましたし、今回のような新しいチャレンジにもすぐに踏み切る事が出来ました。

TVer社長、龍宝正峰氏インタビュー・前編〜キャッチアップの在庫全体をセールスしていきたい / テレビとネットの横断業界誌 Media Border

コネクテッドTV広告は日本のマーケティングを変えるのか? TVer×GroupM担当者インタビュー|Screens|映像メディアの価値を映す
コネクテッドTVならば、こうしたコンテンツとCM同士の“世界観のひも付け”を簡単に行うことができます。ユーザー目線でも何かしらの連動感を感じられれば、たとえCMが60秒で違和感がないどころか、これまで以上のブランドリフト効果が見込めるでしょう。広告と相性のよいセグメントをうまく見つけ、長尺のCMを打つことで効果が上がるということが実証されていけば、いろんな新しい取り組みがもっとできてくると思います。

 
 

質問案

Tverが今年に入って急成長を遂げていますが、その要因は何だと考えますか。

放送収入が減少していく中、Tverのような見逃し配信の再生数や広告収入がテレビ局からも注目されるようになっています。Tverは放送収入をカバーする存在となれるでしょうか。

広告取引の指標として、Tverの再生数はどの程度、重視されるようになっていますか。

TverのコネクテッドTVでの需要が増大していると聞きます。放送との食い合いを懸念する声などは、放送局側からあるのでしょうか。

コネクテッドTVと通常の放送は視聴体験が同じものと言えますか、あるいは異なるでしょうか。

Tverオリジナルコンテンツを拡充しています。視聴者の反応など手ごたえはいかがですか。

オリジナルコンテンツの製作にあたって、テレビ局からの反対などはありませんでしたか。また、オリジナルコンテンツを他の配信サービスなどで展開する予定はありますか(AbemaとNetflixがコンテンツパートナーを結んだように)。

Netflixなども有料の広告プランを導入するなど、配信映像サービスの広告モデルが注目されつつありますが、Tverは無料モデルのみで今後も展開されるのでしょうか。

Tverはローカル局の番組配信も増加傾向にあります。ローカル番組が放送エリア外でも視聴可能になる状況で、ローカル局の事業にどんな影響を与えていますか。

Tverとして今後取り組んでいきたい事業はありますか。
 
 
構成

Point3つ

Tverの急成長の要因、

ドラマだけでなくコンテンツを充実してきている

放送の代替になれるか否か
 
 
Intro

Tverはここ数年、急成長

TVer2023年8月歴代最高3000万MUBを記録!CTVの再生数は昨年から約2倍に|TVerプラス テレビ番組最新情報&エンタメニュースまとめ https://plus.tver.jp/news/146224/detail/

「TVer広告」売上はYoY200%超えの成長を継続!強力コンテンツとレポーティングでブランドリフトに貢献|Screens|映像メディアの価値を映す
テレビの未来を担えるのか。薄井さんに話を聞いた。
 
 Body1 Tver成長の要因
コンテンツの充実

ドラマのエピソードをフジテレビが提供(1〜3話残すなど)
スポーツコンテンツの増加(ラグビー、バスケ、アジア大会、バレー、世界卓球など)
CTV(Connected TV)の伸び
バラエティ番組の視聴数増加・・ドラマより本数が多いので、視聴数では肉薄

再生の割合が3割がCTV
共視聴の増加(大きなモニターで視聴する傾向)
個人視聴よりも共視聴の割合が高い
UI、UXの改善

日々少しずつ改善を継続

リアルタイム配信

GP帯だけリアルタイム配信中
コンテンツの広範な提供により、カニバリズムは発生せず
視聴場所とデバイスの利用状況

CTVは自宅内視聴が多い
スマホの視聴が依然として最も高い
次にCTV、PCの順で視聴
PCを抜いてCTVが2位になったのは2020年頃

コロナの影響

コロナ期間中にTverの利用が増加
コロナ後も成長は継続

放送局の態度や認識の変化

2015年の立ち上げ時はプレゼントキャスト社が運営
2020年にTver社になり、放送局が増資し主要株主に
これによりコンテンツ提供が増加

著作権侵害対策

違法動画対策としてTverが立ち上げられた
違法アップロードの数についての統計は不明だが、合法視聴者の増加は確認
 
 
Body2 ドラマだけでないコンテンツの充実
主力はドラマだが、バラエティも大きく成長
視聴数ベースではバラエティがドラマに肉薄
タイトル数はドラマが少ないため、一つ一つのドラマが多く見られている
Tverオリジナル作品の成功

松下洸平さんのオリジナルドラマが500万再生を達成
地上波でのCMは打たず、PRのみで成功
他局のバラエティとの連動が告知効果を高めた

ローカル局の配信

ローカルコンテンツの全国配信がプラスに
「かまいたちの掟」など人気コンテンツも多数
地域外からの視聴も多い
Tverアワードでローカル番組の人気を表彰

オリジナルコンテンツの今後

新しい挑戦を続ける意向
第二弾オリジナルバラエティ「最強の時間割」が来月スタート

アニメとスポーツコンテンツ

アニメは製作委員会システムの影響で提供が少ない
一部の局から提供されているアニメは増加傾向
スポーツは新規ユーザー獲得の重要コンテンツ

 
 
Body3 放送の代替、放送収入を埋めれるか
広告の強み

無料で全放送局がまとめて提供
広告完視率が非常に高い(95%)
ターゲティング広告が可能で、アンケート機能も利用
ネット広告としての成長が期待されている

今後の目標

コンテンツジャンルの拡張
Tverの無料認知率を高める
無料モデルでのユーザー数拡大を目指す
 
 
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 メモ終わり。

 意外だったのは、まだTverがなんなのか知られていないからもっと周知したいという話でした。全国のお茶の間を相手にしたサービスですから、まだ知らない人はたくさんいるんですね。

 テレビの放送収入は右肩下がりな一方、このネット広告の分野はどの局の決算でも増加傾向にあります。いつか放送収入の下がり分を埋められる日がくるでしょうか。全部を埋めることはできないでしょうけど、テレビの未来の大きな一部はTverのような存在にあると思いますから、今後も順調に成長していくでしょうね。
 
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