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劇場版モノノ怪 唐傘:中村健治監督インタビュー|圧倒的なビジュアルと音の進化に迫る

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アニメ!アニメ!に、『劇場版モノノ怪 唐傘』中村健治監督のインタビュー記事を掲載しました。

『劇場版モノノ怪 唐傘』テレビシリーズより大幅に“ビジュアルと音”が進化―その理由は? 中村健治監督インタビュー | アニメ!アニメ!

オンライン試写で観ましたが凄まじいビジュアル表現の洪水で驚きます。テレビシリーズのときから凝った映像を作っていましたけど、大幅に進化していました。

インタビューでは、作品に込めたテーマの他、ビジュアルと音の進化について伺っています。中村監督の細かい研究の成果が現れた一作になっています。ファンならずとも楽しめる一本ですので、是非御覧ください。

 
 
以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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参考
『劇場版 モノノ怪』公式サイト
劇場版「モノノ怪」製作決定、23年公開 初の舞台化など15周年プロジェクト発表 : 映画ニュース – 映画.com
ノイタミナクリエイターズインタビュー|001-A 中村健治
ノイタミナクリエイターズインタビュー|001-B 中村健治
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「もはやこれは“ディレクターズカット”です」──舞台『モノノ怪~座敷童子~』中村健治&新木宏典が稽古場で明かす葛藤 | SPICE – エンタメ特化型情報メディア スパイス
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アニメで“お金”と“未来”の話を描く――ノイタミナ『C』中村健治監督インタビュー – ITmedia ビジネスオンライン
中村 健治 | ツインエンジン
劇場版『モノノ怪』橋本敬史氏の降板について山本幸治Pがnoteを公開「可能な限り傷つく人が少ない形で説明したい」 – Togetter

 
構成
Point3つ
作品のテーマと経緯的なこと、合成の誤謬水と大奥
制作時のこだわりとやり方として特徴的なポイント
ビジュアルについて
 
 
Intro

公開情報

その特異なビジュアルセンスの背景や映画ならではのこだわりなど、制作経緯など聞いた。
 
 
Body1作品のテーマと経緯的なこと、合成の誤謬、水と大奥
舞台設定の選定について
大奥を選んだ理由:
企画会議でのアイデア出しの際、ウォーク(大広間に女中さんがいて、薬だけ立ってるビジュアル)が好評だったため。
このビジュアルが、作品の出発点となった。

ビジュアル重視:
ビジュアルから舞台設定が決まるという、珍しいケースだった。
 
作品のテーマについて
合成の誤謬:
個人と集団の利益が必ずしも一致しないという経済用語。
個人と集団の間に生まれるズレが、作品全体のテーマ。
特に現代社会において、SNSの発達により個人の声が大きくなり、そのズレが顕在化している。

個と集団の葛藤:
個人と集団のバランスが崩れることで生まれる心の病みや社会問題を描きたい。
過去の作品が「隠された声を救い上げる」方向性だったのに対し、今回は「暴れている感情を沈め、みんなで落としどころを考える」方向性。
 

水の信仰について
宗教の導入:
集団のルールを象徴するものとして、宗教を取り入れることにした。
特に、水を信仰対象とすることで、集団と個人の関係性を視覚的に表現できる。

水の持つ意味:
水は、力、洗脳、変化などを象徴できる。
雨との組み合わせにより、作品全体の雰囲気を統一する。
 
 

Body2制作時のこだわりとやり方として特徴的なポイント

キャスティングについて
声優への信頼: 声優の力を信じ、声優が主役を張る作品を作りたかった。
声優のスキルを最大限に引き出す: 声優の演技力を最大限に引き出す舞台を作りたいという意欲。
声優への敬意: 日本の素晴らしい声優たちの技術を見せたいという思い。

作品制作について
詳細な資料作成: 声優にストーリーやキャラクターを深く理解してもらうため、詳細な資料を作成。
コミュニケーションの重視: スタッフ間で情報を共有し、作品の世界観を共有するために、丁寧な説明と資料作りを行った。
映画館での体験重視: 映画館ならではの臨場感や生々しさを追求し、観客を作品の世界観に没入させることを目指した。

音響について
高品質な音響: 映画館の設備を最大限に活かし、臨場感のある音響を実現。
観客への没入感: 音響を通じて、観客を作品の世界観に閉じ込めるような体験を提供したい。
チームワーク: 音響スタッフとの連携を密にし、高品質な音響を作り上げた。

作品のテンポについて
時代の変化への対応: 現代の視聴者の視聴習慣に合わせて、テンポを速くした。
飽きさせない工夫: 短い時間で多くの情報を詰め込み、観客の飽きを防止。
若い世代への配慮: 若い世代の視覚的な特徴を考慮し、より速いテンポで映像を構成。
 
 
Body3ビジュアルについて

ビジュアル面の進化
大規模なセット: 前作が主に室内劇だったのに対し、今回は大規模なセットを制作し、より広大な空間を表現。
色彩の鮮やかさ: 海外の視聴者にもアピールできるよう、色彩をより鮮やかに調整。特に、日本の伝統的な色に対する海外の認識の違いを考慮し、色彩設計を行った。
平面的な浮世絵風の表現: 影を極力減らし、線画を強調することで、平面的な浮世絵のような独特のビジュアルを実現。
シネスコサイズへの対応: シネスコサイズに合わせたレイアウトやカメラワークを工夫し、新しい視覚体験を提供。
テクスチャの進化: キャラクターや背景の線画を緻密に調整し、統一感のあるビジュアルを実現。

その他の進化
音響の強化: 劇場での視聴に最適化された音響設計を行い、臨場感を高めた。
キャラクターの深掘り: 効果音にキャラクターごとの特徴を持たせ、キャラクターのドラマをより深く理解できるように工夫。
 
 
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メモ終わり。

本作、今年を代表する劇場アニメ映画の一本だと思います。傑作なので、お見逃しなきよう。
 
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