アニメ!アニメ!の敵役連載で、大人も楽しめると話題になっている映画『それいけ!アンパンマンばいきんまんとえほんのルルン』からばいきんまんを取り上げました。
映画「アンパンマン」ばいきんまんは、決して諦めないー 大人も感動? 敵キャラだからこその努力と不屈の精神 | アニメ!アニメ!
本作は、ばいきんまんが主役の珍しいエピソードとなっていますが、彼の努力家ぶりがよく分かる内容です。根性があってあきらめることをしない彼の一面が存分に強調されており、確かに大人が観てもぐっとくるものがあります。
本当にかれは天才科学者なんだなってのが分かる内容になっており、これを見るとばいきんまんファンになってしまいそうです。とても面白かったです。『あんぱんまん』映画史上最大ヒットになっているようですが、それも納得の内容でした。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
——————-
参照
映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』公式サイト|大ヒット上映中!
「アンパンマン」今度の映画は、“愛と勇気の戦士”ばいきんまんが主役!? 「ばいきんまんとえほんのルルン」24年6月28日公開 | アニメ!アニメ!
それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン : フォトギャラリー 画像 – [映画.com]
何度やられても立ち上がるばいきんまん
永遠のなくてはならない関係、互いがいないと成り立たない
Thesis
定番のやられ役は諦めの悪い根性がある?
Point4つ
今回のアンパンマンは主役がばいきんまん
努力家であるばいきんまんの一面
諦めの悪い性格、、、いつも悪役としてアンパンマンにやられる運命だから?
それでも愛と勇気はきらい
ばいきんまんとは
天才科学者
ばいきんまんの誕生秘話。。。アンパンマン伝説新装版|フレーベル館 出版サイト
光に対する悪、あんこに塩味、料理にスパイス、アンパンマンにはばいきんまん
最初はハエのイメージだった。
ばいきんは死滅してもまた出てくる。。。あきらめの悪い存在?
Intro
今回のアンパンマン映画は、ばいきんまんの努力家の側面が描かれる
彼は懲りずにいつも悪さしてはアンパンマンにやられることを繰り返している。
諦めの悪い不屈の根性の持ち主でもあると言う側面を見せる作品
Body1
今回のあらすじ
ばいきんまんが絵本の世界に吸い込まれて、ルルンの森を脅かすすいとるゾウとの戦いに挑む。
生身では勝ち目がないので、まいきんまんはゼロからロボット「ウッドだだんだん」を作り上げ戦いを挑む。
しかし、敵わないのでルルンにアンパンマンを呼んでこいと送り出し、アンパンマンとばいきんまんが共闘することになる。
自分が叶わなくても諦めない。自分の非力さを技術力で補う姿勢がある。
そして自分一人では勝てないことを悟るとライバルの力を借りることもいとわない姿勢。
冷静に自分の力を分析出来ている証拠
↓
なにより、決してあきらめない姿勢がある。
それは単純に正義のヒーローになったのではない。
ばいきんまんはいつも悪さをしてはアンパンマンにやられて、吹っ飛ばされても次の週にはまた悪さをしつこく繰り返す。そういう悪役の宿命からして、あきらめの悪いやつなのだ。
どれだけアンパンマンにやられたとしても、ばいきんまんが諦めることはないように、相手がすいとるゾウだとしても諦めることはしないのだ。
決して正義のヒーローになりたいわけじゃない。
愛と勇気には蕁麻疹が出るほど嫌いなのは変わりない。
Body2
アンパンマンはあっさりとばいきんまんを助けに行くことを了承した。
ばいきんまんに対してもアンパンマンは優しい。それが正義のヒーローたるゆえんなんだろう。一人も取りこぼさない、対立したいわけじゃないアンパンマン
やなせたかしは、光に対して影が必要でばいきんまんを作り上げた。
アンパンマンはばいきんまんなくいて輝かない。互いに存在意義を持っていると言える。
敵役がいるから、ヒーローは輝けるという王道の関係性
失敗を重ねて努力する悪役、ばいきんまん。
どこか憎めない彼の魅力がぎゅっと詰まった、視点を変えるとかれはこんなにも輝いて見えるということ
—————
メモ終わり。
今回の映画ではばいきんまんがいい奴に見えるんですけど、それでも愛と正義は嫌いと言っているのがいいですね。あくまで、自分は敵役なんだというのを貫いている。キャラクターの一貫性がきちんと保たれているのも良かったです。
関連作品