Brancに、「VIDEOGRAPHERS TOKYO 2024」のトークセッション「Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』に学ぶ、世界標準のVFX制作」のレポートを書きました。
登壇者の赤羽智史氏はTHE SEVENに所属のVFXスーパーバイザーです。ここで制作した『幽☆遊☆白書』のVFXは高い評価を受けていますが、アメリカのスキャンライン(Scanline VFX)などとどう協業したのか語られました。
日本の作品でこの水準のVFXを実現したのは、これまでなかったのではないかと思います。企画段階からVFXjスーパーバイザーが携わることでクオリティと予算をきちんと管理できる体制を整えていること、そして、Netflixの世界の制作体制から優秀な会社やスタッフを世界中から集められることが、優位に働いているようです。
戸愚呂弟の身体は、あのスキャンラインを持ってしても難易度が「10段階中9」というものだったらしいです。この会社は『アベンジャーズ』も手掛けたような大きな会社ですが、そういう会社が日本の作品でVFXを手掛けるというのは、結構すごいことですね。
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