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『ブルーピリオド』実写化、吉田玲子✗萩原健太郎インタビュー!アニメとの違いや渋谷の青い朝を撮影した秘話も

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アニメ!アニメ!に、実写映画『ブルーピリオド』の萩原健太郎監督と脚本・吉田玲子氏にインタビューしてきました。

脚本家・吉田玲子が「ブルーピリオド」実写もアニメも手掛けることになった理由【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

テレビアニメ版の脚本も手掛けた吉田玲子氏ですが、この実写版の脚本も務めることになったのは、アニメとは関係なく完全に偶然だったそうです。そんな偶然があるんですね。

萩原監督には、渋谷の青い早朝をどうやって撮影したのかなどを聞いております。本当に渋谷の朝が青くてきれいなんです。実写にする場合、ここがきちんと本当に青に見えるかどうかが肝になるので、かなりこだわって撮影されています。
 
 
以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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参照
毎熊克哉×萩原健太郎監督 対談前編ーアメリカ映画から受けた影響 | DOKUSO映画館
喰種たちが実在したら、をこだわりぬく。 映画『東京喰種 トーキョーグール』萩原健太郎監督×桑原雅志VFXスーパーバイザー | インタビュー | CGWORLD.jp
【映像+】次世代の映画づくりの現場『東京喰種 トーキョーグール』〜監督インタビュー | VIDEO SALON.web
『サヨナラまでの30分』萩原健太郎監督 インタビュー | インタビュー | CINEMA Life! シネマライフ|エンタメ情報
「森田(剛)さんとマッケン(真剣佑)が戦うところを見たいと」萩原健太郎監督がキャスティングの狙い語る<ワンダーハッチ> | WEBザテレビジョン
 
 

構成

Point3つ
実写も吉田さんが書くことになった経緯
実写とアニメの違い、構成や尺も含めて
実写版のこだわり、マンガを映像にすること
 
 
Intro

映画ブルーピリオドが公開。マンガ大賞2020 に選ばれた名作マンガがこの度実写映画化。本作は2021年にもテレビアニメが放送されている。

そんなアニメと今回の実写映画、脚本はともに吉田玲子氏が務めている。実写とアニメで同じ脚本家が担当するのは珍しいケースだが、その経緯と吉田氏と萩原健太郎監督に聞いた。
 
 

Body1実写も吉田さんが書くことになった経緯

吉田さんが実写映画の脚本を担当することになった経緯
アニメ版の脚本を担当していたからではなく、プロデューサー陣が吉田さんの脚本力に惚れ込んで、オファーした。
アニメ版を担当していたことは、オファー決定後、偶然判明した。

製作陣が吉田さんを脚本家として選んだ理由
エモーショナルな脚本を書くことに長けているから。

吉田さんが実写映画化のオファーを受けた際の感想
アニメ版とは異なる構成が必要だと感じ、美術を重視した映画作りに挑戦できることに面白さを感じた。

原作の魅力
様々な感情を抱えた主人公が、絵を描くことを通じて自己と向き合う姿が共感できる。
絵を描かない人にも、自分自身と向き合うことの大切さを伝えることができる作品である。
 
 

Body2実写とアニメの違い、構成や尺も含めて

映画制作におけるアニメと実写の違い、および本作品の制作過程

役者の表現方法の違い: 実写では役者が自ら考え、表現するため、絵を描くという行為をどのように表現するかという点で苦労した。
絵を描く芝居の演出: 役者自身が描いた絵を取り入れ、その小さな動きの中に個性やダイナミックさを表現することを目指した。
キャスティング: 絵を描くことを重視し、オーディションで絵を描いてもらった。絵を描く人は自分なりの表現方法を持っていることが多い。
観客の興味: 絵を描く芝居が観客の興味を最後まで持続させることができるかという点が不安だった。
原作の構成: 原作のエピソードを厳選し、八虎の成長を3段階に分けて構成した。
脚本: イメージボードを参考に、絵を描くシーンや感情表現などを具体的に描写した。
実写の制約: 予算や撮影上の制約があり、アニメのように自由に表現できない部分がある。
原作の映像化: 原作を尊重しつつ、実写に合った表現方法を模索した。特に、言葉よりも映像で表現することに注力した。
アニメと実写の脚本: 実写とアニメの脚本は、表現できることとできないことが異なる。しかし、CG技術の発展により、両者の差は縮まっている。
原作へのリスペクト: 原作を尊重しつつ、映画として成立する作品を目指した。原作ファンとのコミュニケーションが重要である。
 
 

Body3実写版のこだわり、マンガを映像にすること

芸大受験シーンの描写について
当初の計画: 芸大受験シーンをすべて描くのは映画として面白いか、という疑問があり、コンパクトにまとめる案も検討されていた。
原作者の意向: 原作者の山口先生は、芸大受験シーンは作品の重要な要素であり、特に芸大の試験の特徴であるドラマを描き出すべきだと主張。
吉田さんの役割: 山口先生の意見を踏まえ、芸大受験シーンを丁寧に描き出す脚本にまとめた。

青い渋谷の描写について
撮影方法: 早朝の渋谷を実際に撮影し、グレーディングで青みを強調。
CGとのバランス: 絵を描く行為のアナログな側面を表現するため、CGの使用は最小限に抑えた。
渋谷での撮影の苦労: 渋谷での撮影許可を得るために1年以上の交渉が必要だった。
撮影エピソード: 偶然通りかかった自転車が映り込むなど、リアルな渋谷の風景が撮影できた。

作品へのメッセージ
美術への興味: 映画を観ることで、美術や絵画に興味を持ってもらいたい。
スポコンとしての側面: 絵を描くことをスポーツに見立て、熱く感動的な物語として楽しんでほしい。
 
 
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メモ終わり。

役者の芝居も良かったですし、上手く作れた実写映画だと思います。渋谷のシーンが全部本物の渋谷なのも臨場感があっていいです。原作ファンも納得感のある映像化担ったのではないかと思います。

吉田玲子氏の脚色は相変わらず上手です。結構エピソードはカットしているはずなので、はしょった感じが出ないんですよね。さすがです。
 
関連作品

※サムネイル画像は、DALL-Eで作成。