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西川美和監督が特別講師に。TIFFティーンズ映画教室2024の模様

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Brancで、西川美和監督が特別講師を務めた子ども映画教室のワークショップの模様を取材してきました。

【TIFFティーンズ映画教室】中学生が映画制作に挑戦。西川美和は「将来、現場で一緒になるかも」と期待 | Branc(ブラン)-Brand New Creativity-

これは、東京国際映画祭が開催する「TIFFティーンズ映画教室」の一環で行われています。中学生を対象にしていて、各班に分かれて実際に短編映画を制作、東京国際映画祭で上映される予定です。

基本的に話を考えるのも、演じるのも、撮影・演出・編集するのも子どもたち自身。基本的にみんなが意見を出し合ってやっていくというスタイルで役職に振り分けるみたいな感じではありません。みんな、熱心に意見を出し合い頑張っていました。こういう合議制はなかなか前に進まないもので、実際停滞している場面をあるんですけど、最後はどの班もきっちり帳尻合わせてくるのが面白いですね。

終了後に西川監督にお話を聞くこともできました。将来、一緒にプロの現場で働けることを楽しみにしているようです。

 
 
以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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中学生の感性は

映画は誰でも撮れる?

映画を教えるということ。

memo
映画教室
音をたてないように靴を脱いでる
役割は決めずにみんなで作る
アングルを真剣に検討する少年
机を笑うセットの移動も自分たちで
アングルをギロンする子どもたち。
大人たちの序言はたまに
手持ちから三脚に切り替えていく
みんなこだわりが強い、なんテイクも取る。ピンポンの飛ぶ位置が上手く行かないようだ
脚本あるのか?
編集も指導を受けながら、自分たちで行う。プレビューをみんなで見ながら、
卓球のシーンが工夫が足りないということか。
暑い中ロケ、でもみんな元気
三脚の使い方を教わる。
取り直しを多数決で決める
ロケでは電車の音待ちも、きちんと気を使えてる。
枝を折る音が折れなくて苦戦
議論は白熱していた
カメラワークが上手くいかないでやり直しも

構成案

Point
子ども映画教室とは?
子どもたちの制作の様子
西川さんの言葉、その意義とは

Intro

子ども映画教室の概要

TIFFユース部門 – TIFF YOUTH|note

西川美和が講師 東京国際映画祭、中学生対象の映画制作ワークショップ「TIFF ティーンズ映画教室 2024」参加者募集 : 映画ニュース -映画.com

Body1その撮影風景

どんな子どもたちが集まってきているのか。
指導のスタイル。なるべく大人は干渉しない

初日は座学?、素晴らしき世界の感想が鋭い

6人でみんなが役割をやる、役割分担をなるべくしない
アングルを真剣に検討する少年

机を笑うセットの移動も自分たちで

アングルをギロンする子どもたち。
みんなこだわりが強い、なんテイクも取る。ピンポンの飛ぶ位置が上手く行かないようだ

その方がいい理由

ポスプロ風景についても一言
編集も指導を受けながら、自分たちで行う。プレビューをみんなで見ながら、

Body2 撮影風景その2、ロケ

やぶ蚊にも負けず、こだわりながら再撮影していた。

取り直しを多数決で決める

ロケでは電車の音待ちも、きちんと気を使えてる。

枝を折る音が折れなくて苦戦

議論は白熱していた

カメラワークが上手くいかないでやり直しも

Body3 西川監督の言葉

改めて映画作りとはこういうものだと発見することが多いと感じる
子供たちの創造性と発見
ゼロからのスタート: 子供たちは、既成概念にとらわれず、自由に映画制作に取り組むため、大人にはない発想や視点を持っている。
発見の力: 子供たちは、試行錯誤を通して、自分たちで解決策を見つけ出す能力が高い。時には、プロの技法と一致するような最適解を見つけることもある。
創造性の開花: 子供たちの映画制作をサポートすることで、彼らの創造性を最大限に引き出すことができる。
大人と子供、異なる視点と課題
教え方と学び方: 子供たちに自分のやり方を教えることが、必ずしも彼らの作品にとって良い結果になるとは限らない。
多様な表現: 同じアクション映画でも、監督によって表現方法は様々であり、何が正解かを見つけるのは難しい。
知識と経験: 知識を持った大人だからこそ、子供たちの作品をどのようにサポートしていくべきか、常に考えなければならない。
バランスの難しさ: 子供たちの自主性を尊重しつつ、適切な指導を行うことは、非常に難しい。
組織化されたプロの現場と子供の自由な発想
プロの現場の課題: 組織化されたプロの現場では、効率化や既成概念にとらわれがちで、新しいアイデアが生まれにくい側面がある。
子供の自由な発想: 子供たちの自由な発想は、プロの現場に新しい風を吹き込む可能性がある。
日本の映画現場の特徴: 日本の映画現場は、海外に比べて人数が少なく、一体感が強いという特徴がある。
ワークショップにおける発見
特別講師の役割: ワークショップにおいて、特別講師は子供たちのサポートだけでなく、プロの現場との違いや課題についても深く考える機会を得る。
多様な役割: ワークショップでは、様々な役割を経験することで、映画制作の全体像を理解できる。
 

教育効果について

性別を超えた一体感とコミュニケーションの重要性
性別を超えた一体感: 映画制作の現場では、性別を超えて協力し、共通の目標に向かって進む一体感が生まれる。
コミュニケーションの重要性: 映画は一人では作れないため、円滑なコミュニケーションが不可欠。特に、個性豊かなメンバーが集まるチームでは、お互いの個性を認め合い、コミュニケーションの方法を模索することが重要。
映画制作を通じた成長
個性尊重: 映画制作を通して、それぞれの個性を尊重し、それを活かすことの大切さを学ぶ。
コミュニケーション能力の向上: 様々な人と協力し、コミュニケーション能力が自然と身につく。
映画監督としての自己発見: 映画制作の現場で、自分が映画監督として働くことの価値や、その仕事が社会に与える影響について深く考える機会を得る。
映画制作の教育的価値
貴重な体験: 映画制作は、単なる作品作りだけでなく、様々なことを学ぶことができる貴重な体験。
学校教育との比較: 映画制作を学校教育に取り入れることで、体育祭や音楽祭のような体験学習と同様の教育効果が期待できる。
作品として残る: 映画は作品として残るため、学習の成果を可視化し、振り返ることができる。
 
素晴らしき世界の感想について

観客の深い理解と共感
予想外の解釈: 観客が、作者が意図していなかった深いレベルで作品を解釈していることに驚きを覚えた。
嵐とコスモスの象徴性: 作中の嵐が主人公の心の荒れを表しており、最後のコスモス(宇宙)が対比として機能しているという解釈に感銘を受けた。
暴力シーンのリアリティ: シンプルな暴力描写が、観る者に強いインパクトを与えたことへの驚きと、その理由についての考察。
主人公への感情移入: 初期に主人公を拒絶していた観衆が、最終的に主人公の死を悲しみ、感情移入していることに感動した。
 
将来、現場で会うことになるかも
 
 
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メモ終わり。

ちなみにこの日の午前中に同じワークショップを岸田総理が視察したらしいです。僕らは午後に行ったのでニアミスだった。
令和6年8月7日 中学生の映画教室視察 | 総理の一日 | 首相官邸ホームページ
 
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