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ごっこ倶楽部が語る、縦型ショートドラマの未来と可能性|TikTok時代の新しい映像表現

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リアルサウンド映画部で、ごっこ倶楽部の志村優さん&早坂架威さんとTikTok Japan執行役員の佐藤友浩さんにインタビューしてきました。

ごっこ倶楽部 志村優&早坂架威とTikTok Japan担当者が語る、ショートドラマの未来と可能性|Real Sound|リアルサウンド 映画部

TikTok Creator Summit Japan 2024の際に取材しました。ごっこ倶楽部は、縦型のショートドラマで人気を博しているクリエイター集団で、日本におけるこの分野のトップランナーです。そのごっこ倶楽部が縦型ショートを既存の映画やテレビとどのように異なるものとして縦型動画を捉えているのか、この分野の成長性と可能性についてお聞きしました。

サミットでは志村さんは「ショートドラマについて、次世代アートのつもり」で作っていると語られていたので、そのことについても深堀りしています。

縦型ショートドラマをどのような哲学と美学で作っているのか、その一端が分かる内容になったかなと思います。
 

 
以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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参考
急成長するショートドラマ市場 その今をクリエイター集団「ごっこ倶楽部」に聞いた|企業で働くクリエイター向けウェブマガジン「CreatorZine(クリエイタージン)」
【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第66回 ドラマ界の革命児「ごっこ倶楽部」―エンタメ×ビジネスでTikTokを制した映像ベンチャー | gamebiz
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Point4つ
縦型ショートドラマの市場の今とこれから
縦型ショートは新しいアートフォームになるのか?
ハイクオリティなコンテンツとはなんなのか?
ごっこ倶楽部のこれからについて
 
 

Intro

縦型ショートが新たな動画市場を切り開くか。

その日本でのトップランナー、ごっこ倶楽部について紹介

TikTokサミットにも触れつつ、同社の佐藤氏とともにかたってもらった。
 
 

Body1縦型ショートドラマの市場の今とこれから

佐藤さん(TikTok)
TikTokのショートドラマ市場に関する見解: 明確に大きなトレンドになる。
プラットフォームの成長とクオリティ: ユーザー数や視聴数が増加し、プラットフォームが成熟すると、クオリティの高いコンテンツが求められるようになる。TikTokは現在、その転換期にある。

志村さん
現在の中国のショートドラマ市場規模: 約8,000億円
日本のショートドラマ市場の将来予測: 2年後には4,000億円~6,000億円規模に成長する可能性
日本のドラマ産業の現状: 中国に追い抜かれているが、日本のドラマは元々強い。ショートドラマ市場でもその強みを取り戻したい。

早坂さん(ごっこ倶楽部)
3年前の状況: ショートドラマというコンテンツがほぼ存在せず、新しさでバズった。
現在の状況: クオリティの高いアカウントが増えてきているが、ごっこ倶楽部の基本的な取り組みは変わっていない。
2年前からの実感: ショートドラマ市場は成長し続けている。
 
 

Body2 縦型ショートは新しいアートフォームになるのか?

志村さん

ショートドラマと従来の映像作品との違い:
インタラクション性が高い:視聴者の反応が作品に直接影響を与える。
サーバー側が主導:視聴者の反応を前提に作品が作られる。
コメント欄がコンテンツの一部:視聴者の意見が作品に深く関わる。
受け手の条件が異なる:視聴者の気分や状況によって作品の見え方が変わる。
パッシブなコンテンツ:視聴者が能動的に作品を選ぶのではなく、作品が視聴者に届く。

ショートドラマ制作の難しさ:
視聴者の感情のコントロールが難しい:視聴者の好みは日々変化する。
量産と質の両立が求められる:短いサイクルで多くの作品を制作し、常に新鮮さを保つ必要がある。
視聴者の多様な趣味嗜好に対応する必要がある。

ショートドラマ制作における重要な要素:
視聴者データの分析:視聴者の反応を分析し、より良い作品を作る。
試行錯誤の繰り返し:様々な試みを行い、成功と失敗を繰り返すことで成長する。
 
早坂さん

ショートドラマの演出の特徴:
縦型の画面に合わせた演出:横型の映像とは異なる構図や動きが必要。
短い尺での表現:限られた時間で物語を伝えるための工夫が必要。
視聴者の集中力を維持するための工夫:飽きさせないための演出が必要。

縦型ならではの表現の可能性:
カメラワークの自由度が高い:ダイナミックなカメラワークが可能。
視聴者の没入感を高めることができる。

 
 

Body3 ハイクオリティなコンテンツとはなんなのか?

レコメンドシステムとクリエイターの役割
佐藤さん: アルゴリズムに振り回されるのではなく、本質的なエンターテインメントを届けることが重要。ハイクオリティなコンテンツがユーザーに高く評価される。
志村さん: 視聴者の反応を分析し、より良いコンテンツを作るために、大量のデータを分析する必要がある。しかし、定量的なデータだけでは、コンテンツの面白さを測れない。前半に全てをかけるもの以外も評価できる分析ツールや指標があると良い
早坂さん: 役者としても、最初の数秒だけでなく、作品全体を通して表現したい。
佐藤さん: TikTokは、クリエイターがより良いコンテンツを作れるよう、分析ツールやコミュニティの構築など、様々な支援を行っていく。

ハイクオリティなコンテンツとプラットフォームの未来
志村さん: ハイクオリティなコンテンツは、単に数値を追うだけでなく、クリエイターの情熱や愛情が込められたものであるべき。
佐藤さん: TikTokは、ハイクオリティなコンテンツが集まるプラットフォームを目指し、クリエイターと視聴者の双方にとってより良い環境を作りたい。
共通認識: ハイクオリティなコンテンツは、プラットフォームの成長に不可欠であり、クリエイターの継続的な活動も支える。
 
 

Body4 ごっこ倶楽部のこれからについて

志村さん
次世代エンターテインメントの定義: 視聴者が自ら選択するのではなく、偶然出会って感情を揺さぶられるような体験を提供すること。
ショートドラマの可能性: 縦型ショートドラマならではの表現方法で、SFのような新しいジャンルを開拓できる。
視聴者の新しい欲求: 縦型ならではの視覚的な特徴が、視聴者の新しい欲求を生み出す。

早坂さん
ハイクオリティなコンテンツ: 役者の演技力や脚本の質を重視し、長編作品にも匹敵するクオリティを目指す。
縦型ならではの挑戦: 縦型だからこそできる表現に挑戦し、新しいジャンルの作品を作りたい。

佐藤さん(TikTok)
今後の展望: TikTokを起点に世界で活躍するクリエイターを輩出したい。
クリエイターの支援: クリエイターがより良いコンテンツを作れるよう、様々な支援を行っていく。
新たなフォーマットの誕生: 縦型ならではの表現方法が、新しいコンテンツフォーマットを生み出す可能性がある。
 
 
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メモ終わり。

ごっこ倶楽部については、Vookのセミナーでのトークも取材していますので、合わせて読んでみると一層理解が深まると思います。
縦型ショートドラマ「ごっこ倶楽部」がバズる動画の秘密を伝授

縦型動画によって人に新しい欲求や感覚が生まれているという指摘は、面白いですね。縦ならではの表現がもっと出てきた時に、従来の横型の映像作品とは異なるアートフォームとして認識されていくことになるでしょう。縦型動画は、これまではバズのためのツールとか、目新しさによって人気を博していたけど、今後は一層深いレベルで文化の一翼として定着していくのかもしれません。市場の成長性は確実にあるでしょうし、どんなものが見られるようになるのか、今後も追いかけていきたいと思います。 
 

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