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放送開始100年記念の大型ドキュメンタリーシリーズ「臨界世界-ON THE EDGE」を開始、2月9日から

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NHKは2025年2月より、大型ドキュメンタリーシリーズ「臨界世界-ON THE EDGE-」を放送する。このシリーズは、NHK放送開始100周年を記念するフラッグシップコンテンツであり、世界各地の「臨界世界」の現場やそこで生きる人々に密着。シリーズ全体を通じて、現在の地球が直面する課題や矛盾を描き出す意欲作だ。

世界人口が80億を超え、異常気象が猛威を振るい、AI技術が急速に進化し続ける一方で、戦争や既存制度の限界が顕著になっている。「臨界世界-ON THE EDGE-」は、その現実に迫るドキュメンタリーとして、視聴者に新たな視点を提供することを目指している。
 

第1回:「中国のハゲタカたち」(仮題)

放送日時:2025年2月9日(日)午後9時~9時49分

第1回では、中国経済の臨界点を取り上げる。中国は驚異的な経済成長を遂げ、世界第2位の経済大国となったが、新型コロナウイルス感染拡大の収束後、大きな分岐点に直面している。不動産バブルの崩壊や大手企業の倒産が相次ぐ中、広東省深圳や河南省を舞台に、資産を安値で買い取る中古品業者たちに密着し、中国経済の現状を描く。
 

第2回:「難民輸出ビジネスの深い闇」(仮題)

放送日時:2025年2月16日(日)午後9時~9時49分

第2回では、難民問題に直面するヨーロッパに焦点を当てる。世界の難民数は過去最多の1億2000万人に達しているが、ヨーロッパ各国の政治情勢は大きく変化し、人道主義が臨界点に達している。今回は、ロシア経由でドイツを目指すアフガニスタン難民の兄弟の過酷な旅路を追う。
 

第3回:「ウクライナ女性兵士の戦争」(仮題)

放送日時:2025年2月23日(日)午後9時~9時49分

第3回では、ロシアの軍事侵攻を受け続けるウクライナの現状に迫る。兵士不足が深刻化する中、ウクライナ軍では女性兵士の割合が増加し、一般市民だった女性たちが戦場で直面する苦悩を描く。
 

音楽担当:渋谷慶一郎

シリーズの音楽は、東京とパリを拠点に活動する音楽家・渋谷慶一郎が担当する。彼は、生と死の境界をテーマにした作品で知られ、今回のシリーズでは「臨界世界」という概念を音楽で表現するとのこと、

 
これは楽しみな企画。「映像の世紀」などNHKは傑作ドキュメンタリーを作ってきた実績がある。放送100周年ということで、そのレベルの作品を期待したい。
 
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