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新潟国際アニメーション映画祭、押井守監督の『イノセンス』がオープニング作品に決定

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2025年3月15日(土)から6日間にわたり開催される第3回新潟国際アニメーション映画祭のオープニング作品に、押井守監督の『イノセンス』が決定した。押井監督は第1回映画祭で長編コンペ部門の審査委員長を務めるなど、本映画祭と縁が深い。また上映には、製作プロデューサーである石川光久氏(Production I.G代表取締役会長)も登壇予定だ。

『イノセンス』は、2032年の日本を舞台に、人間とサイボーグ、ロボットが共存する世界を描いた作品。少女型の愛玩ロボットが暴走し、所有者を惨殺する事件をめぐる捜査を通じて、人間と機械の境界を問うSFアニメーション。2004年のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選ばれるなど、世界でも高い評価を受けてきた作品だ。

日本のCGアニメの歴史を辿るオールナイト上映

また、毎年恒例のオールナイト上映では、「日本のCGアニメ その転換期」と題し、CG技術の発展を振り返る特集が組まれる。上映作品には、神山健治監督の『ミニパト』、荒牧伸志監督の『アップルシード』、前田真宏監督の『青の6号』の3作品が決定。CGアニメの進化を体感できる貴重な機会となる。さらに、前田監督と荒牧監督によるトークセッションも予定されており、日本のCGアニメの歩みを深く掘り下げる。

「渋谷パイロットフィルムフェスティバル in 新潟」開催

また、「渋谷パイロットフィルムフェスティバル in 新潟」の開催も決定。映画の企画段階で制作される短編映像「パイロットフィルム」を上映し、作品の魅力を伝えるイベントとなる。川村真司氏(クリエイティブディレクター)、栗林和明氏(クリエイティブディレクター)、岩井澤健治監督らが登壇し、映画制作の裏側について語る予定。
 
また、本映画祭はレトロスペクティブ部門で今敏監督の特集が組まれることがすでに発表されている。今後も随時、ゲストや特集の情報が発表される予定だ。
 
また、映画祭の予告映像も解禁された。映像には、第2回の会場の様子や、長編コンペティション部門にノミネートされた作品のシーンが収録されている。

 
【公式サイト】https://niaff.net
 
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