3月15日から20にかけて開催される、第3回新潟国際アニメーション映画祭の「世界の潮流」部門のラインナップが発表された。
今年は「アジアの風」「戦争と平和」「ロトスコープの現在」と地域とのつながりにフォーカスする「新潟とアニメーション」の 4 つのテーマで作品をセレクト。
アジアに風では、1993年にインドと日本で共同制作された『ラーマーヤナ ラーマ王子伝説』、2024年の中国アニメーション映画『傘少女ー精霊たちの物語ー』、日本でも公開され絶賛が相次いだ『雄獅少年/ライオン少年』の3本。
ロトスコープの現在は、岩井澤健治監督の『音楽』、岩井俊二監督の『花とアリス殺人事件』、スペインのマリア・トレノル監督の『ロック・ボトム』(ジャパンプレミア)。
戦争と平和は、片渕須直監督の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』と、ヨルダンのアニメーション映画『サリーム』。
新潟とアニメーションでは、新潟出身の監督による作品や作品が新潟に縁のある作品が選ばれた。長井龍雪監督の『空の青さを知る人よ』、佐渡が登場する作品として吉浦康裕監督の『アイの歌声を聴かせて』、Production I.G新潟スタジオも制作に関わる『銀河英雄伝説 Die Neue These』、そして、新潟唯一の国宝・火焔型土器をモチーフとした巨神・烈火の活躍を描く「プロジェクト『REKKA』の現在地2025」のトークショー。
長井龍雪監督や吉浦康裕監督らが舞台挨拶もする予定。「プロジェクト『REKKA』の現在地2025」では板野一郎氏らによるトークショーも予定されている。
新潟国際アニメーション映画祭のコンペティション部門・オープニング作品はすでに発表されている。また、今敏監督の特集上映も予定されている。
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作品の予告編・PVはこちら。
ラーマーヤナ ラーマ王子伝説
傘少女ー精霊たちの物語ー
雄獅少年/ライオン少年
音楽
花とアリス殺人事件
ロック・ボトム
空の青さを知る人よ
アイの歌声を聴かせて
銀河英雄伝説 Die Neue These
この世界の(さらにいくつもの)片隅に