株式会社KADOKAWA（本社：東京都千代田区、代表執行役社長 CEO：夏野剛）は、2025年2月27日に開催した取締役会において、執行役および執行役員の選任および分掌変更を決議した。これらの人事は、同年4月1日付で発効する。
今回の人事により、菊池剛氏と工藤大丈氏が新たな役職に就任する。
菊池剛氏は、執行役 Chief Studio Officer（CSO）兼 スタジオ事業局 局長に就任する。これまでChief Anime Officer（CAO）を務めていたが、新たにスタジオ事業全体の制作力向上に注力する。
工藤大丈氏（新任）は、執行役 Chief Anime Officer（CAO）兼 グローバルライツ局 局長に就任する。これまで営業宣伝グループ担当執行役員 兼 グローバルライツ局 局長を務めていたが、新たにアニメ事業とライツ・MD事業の連携を強化し、グローバル展開を推進する。
人事変更の背景
菊池剛（分掌変更）菊池氏は、アニメ・実写映像事業における豊富な経験を活かし、グループ内のアニメ・実写映像制作スタジオのさらなる制作力向上に取り組むことを目的として、Chief Studio Officer（CSO）に就任する。
工藤大丈（新任）工藤氏は、出版およびアニメ事業における豊富な経験を活かし、アニメ事業とライツ・MD事業の相互連携を強化し、グローバル展開を推進することを目的として、Chief Anime Officer（CAO）に就任する。
KADOKAWAは、先日発表したアニメスタジオ・チップチューンの買収によって7つのスタジオを傘下におさめている。アニメ制作体制のさらなる強化を進め、グローバル市場で競争力を持つ作品の創出を目指すために買収を近年、積極的に進めていたが、今回の人事異動も製作の面においての強化を図るものと推察される。
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