Netflixは、株式会社ポケモンと共同で制作するストップモーション・アニメーション「ポケモンコンシェルジュ」の新エピソード（全4話）を、2025年9月より世界独占配信すると発表した。併せて、新たなアートビジュアルも公開され、爽やかなリゾート感にあふれた世界観が描かれている。
「ポケモンコンシェルジュ」は、ポケモンたちが訪れる南の島“ポケモンリゾート”を舞台に、新米コンシェルジュ・ハル（声：のん）が成長していく姿を描いた作品。これまでのエピソード（1～4話）では、仕事に追われる日々を過ごしてきたハルが、自由気ままなポケモンたちとの触れ合いを通じて“本当に大切なこと”に気づいていく様子が描かれた。リゾートにはコダックをはじめ、ピカチュウ、フシギダネ、カイリュー、カビゴン、イーブイなど、多種多様なポケモンたちが登場し、視聴者を癒してきた。
今回解禁されたビジュアルには、ハルとコダックに加え、新たなゲストとしてコリンクとレントラーが登場。皆が晴れやかな表情を浮かべており、穏やかなリゾートの雰囲気が伝わってくる。新エピソードの物語の詳細は明かされていないが、少し成長したハルの姿や、新たに登場するポケモンたちとの心温まるエピソードが期待される。
「ポケモンコンシェルジュ」は、ドワーフスタジオが手がける美しい映像と、大人の心にも響くストーリーテリングで高く評価され、批評サイト「Rotten Tomatoes」では批評家スコア100％、オーディエンススコア88％を獲得。第51回アニー賞（監督賞）やアヌシー国際アニメーション映画祭など、国際的なアニメーション賞にもノミネートされた。視聴者からは「この世界に行きたい」「ここで働きたい」といった声が多数寄せられ、作品の魅力が広く伝わっている。
主人公ハルの声は引き続きのんが担当するほか、アリサ役のファイルーズあい、タイラ役の奥野瑛太、ワタナベ役の竹村叔子ら主要キャストも続投。美術や小道具にはポケモンをモチーフにしたアイテムが散りばめられ、繰り返し観ても新たな発見がある遊び心あふれる演出も見どころの一つだ。
監督は小川育、脚本は土城温美、コンセプトアート・キャラクターデザインは上杉忠弘が担当。制作はドワーフスタジオが1作めに引き続き担当する。
