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フランス発マンガ配信「Mangas.io」投資番組出演でアクセス12倍、登録2000%増!一週間で10億円出資希望の舞台裏


フランスのマンガ配信プラットフォーム「Mangas.io」が、大手テレビ局M6の人気番組「Qui Veut Être Mon Associé?」に出演したことで、大きな話題となっている。同番組は、日本の「マネーの虎」やアメリカの「Shark Tank」に相当する投資番組で、スタートアップ企業が投資家に対して事業の魅力をアピールする場として知られる。

2025年2月19日、Mangas.ioの共同創業者であるロマン・レニエ氏とユン・J・イナダ氏が出演し、マンガの海賊版問題とその解決策としてのMangas.ioの意義を強調した。Mangas.ioは現在、フランス国内の主要出版社30社と提携し、正規のマンガを配信するプラットフォームとして急成長している。

番組放送後、投資家からの関心が急速に高まり、特に暗号通貨業界の著名な起業家であるエリック・ラルシュヴェック氏は「見逃せないビジネスチャンスだ」と評価した。
 
予想を超える資金調達

番組出演の影響は絶大だった。放送直後、Mangas.ioのウェブアクセス数は通常の12倍に増加し、サブスクリプション登録数は2000%の伸びを記録した。

さらに、Mangas.ioは一般投資家向けのコミュニティ資金調達「CrowdEquity」を発表。これにより、個人投資家もMangas.ioの発展を支援する機会を得た。事前登録を開始すると数千人のマンガファンが投資を希望し、わずか1週間で640万ユーロ(約10億円)の出資希望が寄せられた。当初の予定より2週間早く受付を終了することとなった。

共同創業者のイナダ氏は、「2週間で100万ユーロ(約1億5300万円)の調達を想定していたが、実際には1日で100万ユーロを超える投資希望が集まった」とコメント。また、CEOのレニエ氏も「予想をはるかに超える反響があり、全ての投資希望者を受け入れることができない状況になったため、早期に締め切らざるを得なかった」と説明した。

この成功により、Mangas.ioの市場での信頼性がさらに向上し、進行中のシリーズA投資ラウンドにおいても、機関投資家からの関心が高まっている。

CFOのブルーノ・ラファエリ氏は、「これほどの支持を得られたことは、Mangas.ioが成長可能性の高いビジネスであることを示している。我々のビジョンに対する市場の信頼が確信に変わった」と語った。

今後、Mangas.ioはさらなる市場拡大とサービス向上を目指し、フランス国内外のマンガファンに向けた魅力的なプラットフォーム構築を進めるとしている。
 
Mangas.ioの概要

Mangas.ioは、フランス語圏の漫画出版社と提携し、正規電子版のマンガ作品を配信する総合的なプラットフォームである。映像化などの二次展開を含めた作品情報や紙版購入の導線を提供し、フランスの読者に多様な選択肢をもたらしている。

プラットフォーム
iOS / Android / Web
公式サイト: https://www.mangas.io
利用料金(2024年11月14日から)
スタンダード・プラン: 月額6.99ユーロ
プレミアム・プラン: 月額8.99ユーロ