COPUS CONTENTS LAB(以下、CCL)は、日本のショートドラマ制作会社GOKKO、グローバル投資企業エムグループホールディングズ&キャピタルと、ショートドラマコンテンツの共同制作および韓国ドラマのリメイク協力を目的としたMOU(基本合意書)を締結した。今回の提携により、OSMU(ワンソースマルチユース)を活用したグローバル展開が加速するとみられる。
年間20本以上の作品を共同制作へ
本提携により、CCLとGOKKOは年間20作品以上のショートオリジナルコンテンツや韓国ドラマのリメイクを共同制作する予定だ。CCLはMCP(マスターコンテンツプロバイダー)の役割を担い、韓国の優れたIPを供給しつつ、配信戦略の多様化を進める方針である。
GOKKOは、2022年に設立されたショートフォームコンテンツ制作会社であり、企画・脚本・編集・撮影・マーケティングまでを一貫して手がける。ショートフォームプラットフォーム「POPCORN」を運営し、日本のショートフォームコンテンツ市場を牽引している。
エムグループホールディングズ&キャピタル(本社:東京都港区)は、世界10カ国以上に拠点を持つグローバル投資企業で、メディア、スポーツ、コンサルティング、広告、金融投資、M&A、インフラ事業など幅広い分野で事業を展開している。
CCL、ショートフォーム市場進出を加速
CCLはショートフォーム事業への進出を本格化させている。昨年10月にはショートフォームコンテンツ制作会社バンブーネットワークと合弁会社HYPER EPICを設立し、2025年4月にはグローバルプラットフォームのローンチを予定している。これにより、ショートフォームドラマを中心とした新たなコンテンツを順次公開していく計画だ。
COPUS KOREAの関係者は「グローバルショートフォームコンテンツ市場の成長に伴い、当社はショートフォーム市場における新たな可能性を切り拓く」と述べ、「日本法人とのパートナーシップを強化し、グローバル市場への進出を加速する」と強調した。
本提携を通じて、日本と韓国のコンテンツ企業が協力し、新たなIPの創出および展開が期待される。