劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』FODで独占見放題配信決定

hotaka-sugimoto 2025年3月12日

フジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」にて、2025年3月26日（水）0時より、劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』の独占見放題配信が開始される。

『がんばっていきまっしょい』は、1995年に第4回坊っちゃん文学賞の大賞を受賞した敷村良子の同名小説を原作とし、2024年に劇場アニメ化された作品だ。愛媛県松山市の高校を舞台に、ボート競技に青春をかける女子高校生たちの成長を描いたストーリーとなっている。原作は、過去に映画やドラマでも実写化され、大ヒットを記録した青春小説の傑作であり、今回初の劇場アニメ化が実現した。本作は、第48回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞している。

本作のタイトル「がんばっていきまっしょい」は、原作者・敷村良子の母校である愛媛県立松山東高等学校で1965年頃から生まれた掛け声に由来する。これは、同校の生徒たちが集団走などで互いを鼓舞するための伝統的な応援の言葉であり、現在も体育の授業や部活動などで使用されている。

がんばっていきまっしょい

敷村良子

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FODは、フジテレビが運営する公式動画・電子書籍配信サービスであり、月額976円（税込）の「FODプレミアム」では、ドラマ・アニメ・バラエティ・映画など10万本以上の作品が見放題となる。また、200誌以上の雑誌が読み放題の特典もあり、漫画など電子書籍も70万冊以上のラインナップがある。
　
ストーリー概要

ボート競技が盛んな三津東高校では、学校全体でボートのクラスマッチが行われている。しかし、2年生の村上悦子は、競技に対して冷めた態度を取っていた。才能がないのに努力をしても無駄だと考え、勝負を諦めがちだった悦子の前に、転入生の高橋梨衣奈が現れる。

クラスマッチでのボート競技に感動した梨衣奈は、悦子や幼なじみの佐伯姫を巻き込み、廃部状態だったボート部の復活を目指す。同級生の兵頭妙子、井本真優美も加わり5人のチームが結成されるが、悦子は当初、名義貸しのつもりで関わる。しかし、初の大会に出場した彼女たちは、理想と現実の差を痛感する。敗北に打ちのめされる中、悦子がオールを再び握り、「私、もっと上手くなりたい」と叫ぶことで、5人の気持ちがひとつになり、新たな挑戦が始まる。

本作のFODでの配信開始は、2025年3月26日（水）0時から。出演キャストには、雨宮天（村上悦子役）、伊藤美来（佐伯姫役）、高橋李依（高橋梨衣奈役）、鬼頭明里（兵頭妙子役）、長谷川育美（井本真優美役）など、人気声優陣が名を連ねている。

監督は櫻木優平、脚本は櫻木優平と大知慶一郎が手掛け、キャラクターデザインは西田亜沙子が担当する。