株式会社KaKa Creationが運営する「KaKa Technology Studio」は、ソーシャルアニメ『TOKYO KOWAII GIRLS（トーキョーコワイイガールズ）』のティザーPVを公開した。本作はAI技術を活用したアニメ制作の可能性を探る試みの一環として制作されている。
都会の怪異を描く新感覚シティホラー
『TOKYO KOWAII GIRLS』は、「あなたの日常のすぐそばに“恐怖”は潜んでいる」というコンセプトのもと、都会に潜む怪異を描くスタイリッシュなシティホラー作品だ。物語は、東京で暮らす女子高生「イチコ」と「レモ」を中心に展開し、彼女たちの日常に巻き起こる不可解な怪奇現象をオムニバス形式で描く。都市の闇と青春が交錯する独自の世界観が特徴であり、現代を生きる少女たちのリアルな生活と異質な恐怖が融合する。
監督を務めるのは、テレビアニメの演出経験を持つ平川哲生。キャラクター原案はイラストレーターのdadaが担当し、脚本にはショーンT、宍戸義孝、家西亮次が名を連ねる。キャストには、主人公・イチコ役として明智璃子、レモ役として橘めいが出演する。
AI技術を活用したアニメ制作の試み
本作では、KaKa Technology Studioが開発したアニメ制作特化型AIワークフローと既存のAI技術を融合させることで、制作の効率化と新たな映像表現の実現を目指している。AIを活用することでクリエイターの負担を軽減しながらも、独自のビジュアル表現を模索する試みが行われている。
本編は2025年3月21日に先行公開される予定だ。