[PR]

ジブリの立体造型物展が22年ぶりに東京凱旋、5月から寺田倉庫で開催


スタジオジブリ作品の魅力に迫る「ジブリの立体造型物展」が2025年5月27日から東京・天王洲の寺田倉庫B&C HALL/E HALLで開催されることが決定した。本展は2003年に始まった本格的なスタジオジブリ展の原点であり、進化を遂げて22年ぶりに東京に帰ってくる。

© 1988 Hayao Miyazaki /Studio Ghibli

世界に広がるジブリ作品と海を渡った熱風
80を超える国や地域で公開された映画『君たちはどう生きるか』をはじめ、スタジオジブリ作品は今や世界中で観られている。その背景には、作品を愛し、長い時間をかけて届けようとしてくれた人々がそれぞれの国や地域に存在した。本展では、北米、欧州、アジアなど各地のスタジオジブリのパートナーたちを紹介しながら、どのように作品を届けていったのかを辿る。

韓国版「もののけ姫」ポスター (C) 1997 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, ND

北米版「ハウルの動く城」ポスター (C) 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT

立体造型物で再現される名作の世界
『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』など、数々のスタジオジブリ作品の名場面が立体造型物となって展示される。

(C)2001 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDTM

(C) 1994 Isao Takahata/Studio Ghibli, NH

(C) 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT

中でも注目は映画『紅の豚』に登場する飛行艇サボイアS-21だ。特撮界のエキスパート伊原弘氏が中心となり”もしも本当にあったら”という想定で表現する迫力満点の飛行艇は、運河に面した寺田倉庫の立地を活かし、まるで映画に出てくるピッコロ社のような空間で展示される。

制作中のサボイアS-21 (C) 1992 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NN

短編『空想の空とぶ機械達』特別上映も
展覧会テーマに合わせ、宮﨑駿監督がかつて三鷹の森ジブリ美術館の企画展示用に制作した短編アニメーション映画『空想の空とぶ機械達』(2002年)を本展で特別上映する。大空にあこがれた人々がかつて空想した”空とぶ機械達”を描いた6分の作品だ。

(C) 2002 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

「あのハム入りラーメン」が再登場
会場隣接の水上施設「T-LOTUS M」では2年前に「金曜ロードショーとジブリ展」で販売され話題となった「あのハム入りラーメン」も再登場する。特典付きチケットを購入すれば、映画をイメージした特製ラーメンを楽しむことができる。

「あのハム入りラーメン」 ※試作品

 
開催概要
会期は2025年5月27日(火)から9月23日(火・祝)まで。
開館時間は9:30~20:00(最終入場19:00)。初日5月27日(火)のみ15:00開館となる。
チケットは日時指定予約制で、3月22日(土)12:00から発売開始。
通常チケットは大人1,900円、中・高校生1,600円、小学生1,200円。特典付きチケットは大人2,900円、中・高校生2,600円、小学生2,200円(いずれも税込)。

このほか、三鷹の森ジブリ美術館とのセット券や、グランドプリンスホテル新高輪、品川プリンスホテル、PETALS TOKYOの宿泊プランと連動したチケットも販売される。
公式サイトは https://rittai-ghibli.com/
主催は日本テレビ/博報堂/ローソンチケット/ディスクガレージ/第一通信社/TOKYO FM。特別協力はスタジオジブリ。

ハウルの動く城 [DVD]

ハウルの動く城 [DVD]

4,060円(03/21 20:20時点)
Amazonの情報を掲載しています