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アジア最大のジャンル映画祭プチョン映画祭企画マーケット 2025 日本企画募集


特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省の令和6年度「クリエイター・事業者支援事業費補助金(クリエイター・事業者海外展開促進)」の一環として、アジア最大のジャンル映画祭「プチョン国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)」内で開催される企画マーケット「NAFF It Project」への参加企画を募集する。開催時期は2025年7月上旬で、応募締切は4月15日(火)となっている。

「NAFF It Project」は、世界中から集まる映画企画の中から約20作品を選出し、プロデューサーや監督が投資家、映画祭プログラマー、配信プラットフォーマー、配給会社、プロデューサーらと個別ミーティングを行い、国際共同製作や資金調達の機会を得ることを目的としたプログラムである。
 
昨年度の参加企画と成果
2024年度には、日本から2つの企画が参加し、いずれも成果を挙げた。

・『BAIT』(吉田大八監督、髙橋直也プロデューサー)
プチョンでのピッチングを経て、台湾コンテンツ産業の国際展開を支援するTAICCA(台湾クリエイティブ・コンテンツ・エージェンシー)の「TAICCA Award」を受賞。現在も企画開発が進められている。

・『押しボタン症候群』(村上リ子監督、藤田可南子プロデューサー)
「Asian Discovery Award」を受賞し、藤田プロデューサーは釜山ACFMのProducer HubやロッテルダムCineMartのRotterdam Labに参加。国際共同製作の知見を深めながら、現在も村上監督とともに脚本を開発中だ。

「ジャンル映画」とプチョン映画祭の位置づけ
ジャンル映画とは、ホラー、ファンタジー、SF、スリラーなどの幻想的なテーマや超自然的要素を含む作品の総称であり、高いエンターテインメント性を持つ。プチョン国際ファンタスティック映画祭は、スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭、ベルギーのブリュッセル国際ファンタスティック映画祭、ポルトガルのポルト国際映画祭と並ぶ、世界有数のジャンル映画祭として知られている。
 
「NAFF It Project」応募概要

開催期間:2025年7月上旬(BIFANは7月3日~13日開催)

会場:韓国・プチョン市

募集企画数:2企画

エントリー費:40.00 USD(NAFF It Projectの規定に準拠)

提供サポート:監督1名・プロデューサー1名の4泊分宿泊施設、監督1名の往復航空券(映画祭側提供)

応募締切:2025年4月15日(火)

選考結果発表:2025年5月9日(金)

「NAFF It Project」の最終日には、Bucheon Awardをはじめとする賞金やポストプロダクション支援のアワードが発表される。企画開発途中のジャンル映画を国際市場にアピールする絶好の機会であり、積極的なエントリーが期待される。