TOHOシネマズ株式会社は2025年4月8日、IMAX Corporationとの間で新たに6つの劇場にIMAXシアターを導入する契約を締結した。これにより、同社が展開するIMAXシアターは全国14劇場・15スクリーンとなり、国内最多のIMAX導入を誇る映画興行会社となる。
今回の契約により、IMAXシアターが導入されるのは以下の6劇場である。
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TOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)※2つのIMAXシアター設置
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TOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)
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TOHOシネマズ赤池(愛知県日進市)
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TOHOシネマズ宇都宮(栃木県宇都宮市)
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TOHOシネマズ ファボーレ富山(富山県富山市)
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TOHOシネマズ モレラ岐阜(岐阜県本巣市)
なかでもTOHOシネマズ日比谷は、1館に2つのIMAXシアターを設置するという世界的にも稀な劇場となり、日本国内では初の事例となる。
TOHOシネマズ代表取締役社長・池田隆之氏は、「現在、多くの邦画やアニメ作品がIMAXフォーマットで制作されており、かねてよりこの最高の映像体験を多くの方に届けたいと考えていた。今回の契約締結は大きな一歩であり、とりわけTOHOシネマズ日比谷に2つのIMAXシアターを設置できることは大きな誇り」とコメントしている。
一方、IMAX社のCEOであるリチャード・L・ゲルフォンド氏は、「東宝グループは世界水準の映画館と日本最大のスタジオを持つグローバルなエンターテインメント企業であり、今回の契約は、IMAXのネットワークと興行収入のさらなる成長を後押しするものである。今年、日本におけるIMAX導入は過去最多になる見込みだ」と述べた。
TOHOシネマズとIMAXのパートナーシップ強化により、今後さらに多くの観客が臨場感あふれる映画体験を享受できる環境が整備されることとなる。