[PR]

ドラマ『あんぱん』第9話感想|ちひろが高熱で寝込む…嵩は母に会いに行けるのか?


NHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』2周目、第9話「フシアワセさん今日は」。このドラマは基本的に心温まる雰囲気だけど、人の生死に関わりそうな出来事が頻出する。今度は、おとうとのちひろが扁桃腺で寝込んで心配な状況になった。現代よりも死が身近だ。

前回、柳井嵩(木村 優来)は、失踪した母・登美子(松嶋菜々子)から手紙を受け取る。短く元気を伝える手紙で内容は薄いが、嵩はそれでも嬉しかった。

1話のレビューはこちら
2話のレビューはこちら
3話のレビューはこちら
4話のレビューはこちら
5話のレビューはこちら
6話のレビューはこちら
7話のレビューはこちら
8話のレビューはこちら

ちひろは扁桃腺で高い熱を出して寝込んでいるのを見かねて、嵩は母に戻ってきてもらおうと手紙の住所を訪ねることにする。

どうも母親は再婚しているらしい。二人の小さい子どもを捨てて、新しい生活を選んだのだろうか。世の理不尽、大人の世界に傷つけられる子どもの構図の展開となってきた。

一方、朝田のぶ(永瀬 ゆずな)の方は、無事パン屋を開店する。朝からさっそくてつだうのぶだが、なかなか売れない。当時の高知の人にはパンを食べる習慣がないようだ。それもそうだろう。たまに食べるならいいが、普段の日常食にするには、ハードルが高い。団子の方が安いと言われてしまえば、それまでである。

とはいえ、のぶは元気を取り戻した。学校が終わったらパン売りを手伝うために、一目散に帰宅し、パンを宣伝して練り歩く。のぶは行動力の塊だ。

そんな行動力の塊だからこそ、嵩に対して「住所がわかるなら、母親に会いに行けばいい」と簡単に助言できてしまう。その助言に背中を押されて嵩は、母親に会いに行くのだが・・・・というところでこのエピソードは終了。

2周目の4回目のエピソードということで、2周目の結末に向けて、緩急の急の前触れのようなエピソードだった。

ちひろは無事でいられるのだろうか。史実のやなせたかしの弟はここでは亡くならないのだが。

登場人物
朝田 のぶ(今田 美桜)
朝田 のぶ[幼少期](永瀬 ゆずな)
朝田 結太郎(加瀬 亮)
朝田 羽多子(江口 のりこ)
朝田 蘭子(河合 優実)
朝田 メイコ(原 菜乃華)
朝田 釜次(吉田 鋼太郎)
朝田 くら(浅田 美代子)
屋村 草吉(阿部 サダヲ)
原 豪(細田 佳央太)
柳井 嵩(北村 匠海)
柳井 嵩[幼少期](木村 優来)
柳井 登美子(松嶋菜々子)
柳井 清(二宮 和也)
柳井 寛(竹野内 豊)
柳井 千代子(戸田 菜穂)
柳井 千尋(中沢 元紀)
宇戸 しん(瞳水 ひまり)
黒井 雪子(瀧内 公美)
小川 うさ子(志田 彩良)
山下 実美(ソニン)
辛島 健太郎(高橋 文哉)
座間 晴斗(山寺 宏一)