[PR]

映画『ビョーク:コーニュコピア』、横浜・名古屋・神戸の劇場での特別上映が決定──アートとサウンドが融合した“没入型ライブ体験”が全国に拡大


アイスランド出身の伝説的アーティスト、ビョークによるライブ・パフォーマンス映画『ビョーク:コーニュコピア』の上映劇場に、新たに横浜、名古屋、神戸の3館が追加された。すでにTOHOシネマズ日比谷をはじめとする国内主要都市での上映が発表されていたが、観客からの強い要望を受け、5月7日(水)の1日限定で、ムービル(横浜)、109シネマズ名古屋、109シネマズHAT神戸でも特別上映されることが決まった。

写真:Santiago Felipe|グラフィック:M/M Paris

本作は、ビョークが2019年から5年間にわたり展開した革新的なコンサート「コーニュコピア」ツアーの一環として、2023年にポルトガル・リスボンのアルティス・アリーナで行われたステージを収録した映像作品である。監督はイーソルド・ウッガドッティルが務め、映像と音楽、ステージ美術が融合した壮大な演出をスクリーンで再現する。

本編では、ビョークのアルバム『フォローラ』(2022年)、『ユートピア』(2017年)、『ヴァルニキュラ』(2015年)からの楽曲が、幻想的な舞台装置とマルチメディア・アートを通して展開され、すべての歌詞はビョーク自身の手書きによる英語字幕で表示される。19世紀の劇場空間に21世紀のVR映像が融合するような演出により、圧倒的な没入体験が観客を包み込む。

Photo by Santiago Felipe

ビョークの芸術性は、音楽と環境哲学を融合させ、視覚と聴覚の両面から現代社会へのメッセージを発信する点にある。本作では終末後の希望に満ちた未来像を提示し、観る者に深い感動と刺激を与える。特に環境危機への応答としての芸術表現は、ビョークならではの鮮烈なビジョンとして描かれている。

上映は世界25カ国以上・約500館で行われ、日本では5月7日(水)よりTOHOシネマズ日比谷など全国各地の劇場で公開される。東京と大阪のみ5月11日(日)までの複数日上映となるが、その他の地域では1日限りの限定上映となる。

Photo by Santiago Felipe

鑑賞料金は一律3,300円。本編(約1時間39分)に加え、ビョークがキュレーションした3本のミュージックビデオも特別上映される。観客にとっては、オリジナル公演の魔法をそのままに再現した、またとない映像体験となるだろう。

本作は、「視覚アーティストの構想そのままに芸術世界へ没入する体験」(マーキュリー・スタジオVP エイミー・フレッシュウォーター)として評価され、トラファルガー・リリーシングとの提携により世界各地の映画館で上映される。また、「ビョークの芸術を世界中のファンと共有できる貴重な機会」(トラファルガー・リリーシングCEO マーク・アレンビー)としても注目されている。

Photo by Santiago Felipe

ビョークは、音楽、テクノロジー、パフォーマンスアートを融合させた独自の活動を続ける革新的アーティストであり、『コーニュコピア』はその集大成とも言える作品である。ライブでの臨場感と映画ならではの映像演出が融合した本作は、音楽ファンのみならず、アート、映像、舞台芸術の観点からも見逃せない内容となっている。

Photo by Santiago Felipe

映画『ビョーク:コーニュコピア』は、2025年5月7日(水)より日本各地の劇場で公開。


《公開劇場一覧》
(5月7日限定上映)

  • 北海道:TOHOシネマズ すすきの

  • 石川:ユナイテッド・シネマ金沢

  • 新潟:ユナイテッド・シネマ新潟

  • 東京:TOHOシネマズ 日本橋、新宿

  • 神奈川:ムービル

  • 愛知:109シネマズ名古屋

  • 京都:TOHOシネマズ 二条

  • 兵庫:109シネマズHAT神戸

  • 福岡:ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13

(5月7日~11日)

  • 東京:TOHOシネマズ 日比谷

  • 大阪:TOHOシネマズ 梅田


作品詳細

  • 原題:Björk’s Cornucopia

  • 監督:イーソルド・ウッガドッティル

  • ビジュアル共同クリエイティブディレクター:ジェームズ・メリー

  • アニメーション:トビアス・グレムラー

  • 製作:S101、Snowstorm、Level Forward、Foobar.vcほか

  • 配給:カルチャヴィル合同会社

  • 日本公式HP:https://www.culture-ville.jp/bjork