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ハラリ最新作『NEXUS 情報の人類史』、冒頭全文を特別無料公開──刊行1ヶ月で15万部突破の話題作


河出書房新社は、世界的ベストセラー『サピエンス全史』の著者である歴史学者・哲学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の最新刊『NEXUS 情報の人類史(上・人間のネットワーク/下・AI革命)』(柴田裕之訳、2025年3月5日刊行)の「プロローグ」全文を、本日より出版社公式サイト「Web河出」にて特別無料公開した。

本書は、刊行からわずか1ヶ月で15万部を突破。Amazonの総合ランキングで1位・2位を独占したほか、紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂、TSUTAYA各店など全国の主要書店においても人文書ランキングで首位を記録した。また電子書籍版においても、紀伊國屋kinoppy、ブックライブ、楽天Kobo、Apple Books、Google Play ブックスの各プラットフォームで月間・週次1位を獲得し、圧倒的な注目を集めている。

この盛況を受け、河出書房新社は読者の要望に応えるかたちで、書籍の冒頭「プロローグ」(約2万字、27ページ分)を無料で公開。本パートでは、「私たちは自らの種(しゅ)を『ホモ・サピエンス』と名づけた──『賢いヒト』という意味だ。だが、どれだけその名に恥じぬ生き方をしてきたかは疑わしい。」という一文に象徴されるように、現代社会に横たわる情報の問題、AIの進化、民主主義の危機を人類史のスケールで照射していく。

『NEXUS 情報の人類史』は、情報をめぐる人類の歴史を縦軸に据え、上巻「人間のネットワーク」、下巻「AI革命」の2巻構成・計600ページを超える大著である。SNSによる偽情報の拡散、報道統制、分断の加速など、情報がもたらす課題を鋭く分析しつつ、生成AIの急速な発展によって人間の認知や社会制度がどう変容していくのかを論じている。

英語版の刊行は2024年9月。トランプ氏の米大統領選再立候補や、AI開発競争の激化といった近未来的テーマを先取りするような内容に、国際的な関心も高まっている。

著者のハラリ氏は、オックスフォード大学で中世史・軍事史を学び、現在はケンブリッジ大学生存リスク研究センターの特別研究員を務める。『サピエンス全史』『ホモ・デウス』『21 Lessons』などの著作は累計4500万部を突破し、世界65言語で刊行されている。

翻訳は、これまでにもハラリ氏の全作品を手がけてきた柴田裕之氏。多数の社会科学・歴史書を手がけるベテランである。

書籍は四六判・上製で、上巻304ページ、下巻328ページ。価格は各巻税込2,200円。電子書籍版も同時配信されている。

本書のプロローグ全文公開ページ(Web河出)
https://web.kawade.co.jp/tameshiyomi/125429/

『NEXUS 情報の人類史』書誌情報
https://www.kawade.co.jp/nexus/
著者紹介ページ:https://www.kawade.co.jp/harari-ja-portal/