株式会社KADOKAWAは4月17日、ボーカロイド楽曲を題材に人気絵師が描き下ろした公式画集『超絵師図鑑 IFの楽曲世界』(監修:ドワンゴ)を4月30日に発売すると発表した。2023、2024年のニコニコ超会議で計1万人超を動員した企画展「超絵師展 ~IFの楽曲世界展~」を書籍化したものだ。

“もし自分が描くなら”――楽曲世界の再解釈
本書は「もしこのボカロの世界を自分が解釈したら」というテーマのもと、ボカロPが絵師に提示した当時のオーダーシートを再出発点に、120人のクリエイターが新たな視点で作品を描いた。『ロミオとシンデレラ』『神っぽいな』『フォニイ』など計40曲超の人気楽曲が、オリジナルとは異なる“IF”のビジュアルでよみがえる。
対談・インタビューも収録
巻末には、かいりきベア×のうの対談や、てにをは、原口沙輔両氏のインタビューを掲載。楽曲制作とビジュアル表現の相互作用を語る貴重な証言が読める。
カバーは色田氏のツインミク
カバーイラストはイラストレーター・色田が担当。オリジナルとIFの世界を分ける“額縁”をモチーフに、本家ミクとIFミクの2人を同一画面に配し、帯をめくると本家ミクが現れる遊び心ある構図が特徴だ。
多彩な購入特典
楽天ブックス(スマホ壁紙)、カドスト(イラストカード)、アニメイト(A4リバーシブルビジュアルボード)、海外書店(イラストカード)など店舗別特典を用意。さらに4月26・27日の「ニコニコ超会議2025」会場限定でステッカーが配布される。
書誌情報
書名 | 超絵師図鑑 IFの楽曲世界 |
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監修 | 株式会社ドワンゴ |
発売日 | 2025年4月30日(水) |
仕様 | A4判/192ページ |
定価 | 3,850円(本体3,500円+税) |
ISBN | 978‑4‑04‑897890‑3 |
ボカロ文化とイラストレーションの融合を一望できる本書は、音楽ファンのみならずビジュアルアート愛好家にも必携の一冊となりそうだ。