マカオ政府観光局は、2025年4月17日(木)から20日(日)まで、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にてマカオの魅力を体験できる大型イベント「Journey To Experience Macao~旅するマカオ祭~」を開催している。初日には豪華ゲストによるトークショーが行われたほか、人気アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』とコラボレーションしたマカオの交通系ICカード「マカオパス」が初披露された。
マカオ×攻殻機動隊コラボ、限定マカオパスを発表
会場では、マカオの公共交通機関や観光施設などで利用できる「マカオパス」の『攻殻機動隊 SAC_2045』仕様が特別公開された。デザインはサイモン・クオン氏が担当し、ステージではそのコンセプトが紹介された。フォトスポットや専用ブースも設けられ、来場者の注目を集めている。イベント期間中は、クイズ大会やスタンプラリーなどの参加賞として、この限定マカオパスが配布される。
各界からゲストが登壇、マカオの魅力を語る
オープニングセレモニーには、マカオ政府観光局のフェルナンデス局長が登壇。「本イベントはマカオが東アジア文化都市2025としての役割を担う中で、日本との文化交流を深める場である」とし、「歴史、文化、美食、エンターテインメントを通じて、訪れるすべての人に心に残る体験を届けたい」と語った。
続くトークショーでは、タレントの井上咲楽が登場。現地情報を紹介した「マカオ新聞」編集長・勝部悠人との対談では、「コンパクトな都市構造が旅に最適。マラソン大会にも挑戦してみたい」と意欲を見せた。
また、インフルエンサーのかとゆりは、BS12の旅番組『NEXT TRIP』で訪れたマカオのエピソードを披露。エッグタルトを「衝撃的においしかった」と絶賛し、「SNS映えする街並みは女子旅にぴったり」と話した。
さらに、モデルの島袋聖南と石倉ノア夫妻は、家族で訪れたマカオ旅行を紹介。「子連れでも安全で楽しめる」と、家族旅行先としての魅力を語った。
多彩なステージ企画と体験型ブースも展開
イベントでは今後も、雑誌『クウネル』によるミニ公開編集会議(4月19日)、人気カップルインフルエンサー「旅する2人」によるトークショー(4月20日)などが予定されている。マカオ政府観光局のマスコットキャラクター「Mak Mak(マックマック)」との記念撮影コーナーも設けられている。
ステージイベントのほか、IR企業やマカオ航空の展示ブース、マカオグルメを提供するキッチンカー、世界遺産を再現したフォトスポット、「マカオグランプリ」体験コーナーなども用意。スタンプラリーや抽選会では、高級ホテル宿泊券やマカオ航空のビジネスクラス往復航空券など、豪華賞品が当たるチャンスもある。
アクセスしやすく、魅力あふれる観光都市・マカオ
マカオは1999年にポルトガルから中国に返還され、今年で26周年を迎える。面積は約30平方キロメートルとコンパクトながらも、70万人以上が暮らす世界有数の人口密度を誇る都市である。ポルトガルと中国の文化が交差する独特な景観と食文化が魅力で、世界遺産も多く、観光地として高い人気を誇る。
現在、日本からは成田国際空港・関西国際空港よりマカオ航空による直行便が運航されており、香港からも橋を渡って1時間以内でアクセス可能である。
本イベントは、無料で誰でも参加できる。マカオの最新情報と文化体験が詰まった「旅するマカオ祭」は、観光再始動の機運を後押しする注目のイベントとして、多くの来場者を迎えている。
【イベント概要】
名称: Journey To Experience Macao~旅するマカオ祭~
主催: マカオ政府観光局
期間: 2025年4月17日(木)~20日(日) 10:00~19:00
会場: ベルサール秋葉原(東京都千代田区外神田3-12-8)
入場料: 無料