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日テレと第四境界がARGブランド「4×4 sect.」始動 ホラー作家・背筋氏と初タッグ、2025年夏〜秋に作品公開へ


日本テレビ放送網は20日、物語体験クリエーター集団・第四境界と共同で立ち上げたARG(代替現実ゲーム)ブランド「4×4 sect.(フォーバイフォーセクト)」の初作品を2025年夏から秋にかけてリリースすると発表した。第一弾は気鋭のホラー作家・背筋氏とのコラボレーション作品で、〈“信じる”という人間の根源的営みに迫る日常侵蝕体験〉を掲げる。

背筋氏、ホラージャンルの新星と初タッグ

背筋氏は2023年に小説投稿サイト「カクヨム」で連載した『近畿地方のある場所について』でデビュー。同作は書籍化後に累計40万部を突破し、『このホラーがすごい! 2024年版』国内編1位を獲得した。映画版『近畿地方のある場所について』は2025年8月8日に公開予定で、注目度が高まっている。2024年9月には第2作『穢れた聖地巡礼について』を刊行するなど、精力的に発表を続ける新星だ。

ARG×テレビで“現実を侵す”物語体験

ARGはオンラインとオフラインを横断し、プレイヤー自身が現実世界で“物語の断片”を追体験するエンターテインメント形式。「4×4 sect.」はその特性を活かし、テレビ局の映像資産と第四境界のARGノウハウを融合させることで、新次元の没入型体験を目指すという。

日本テレビコンテンツ戦略局の岩﨑林太郎氏は「映像という受動的体験にインタラクションの能動性を加えることで、暗闇の想像力を揺さぶる“忘れられない感動”を届けたい」と述べた。第四境界 総監督の藤澤仁氏も「“ARG×テレビ”という新領域で、見たことのない物語表現を創出する」と意気込みを語る。

最新情報は公式Xで発信

ブランドの最新情報は公式X(@4x4sect)で随時公開される。両社は「現実と虚構の境界を揺るがせる体験を提供する」としており、今後の続報が注目される。

公式X:@4x4sect (https://x.com/4x4sect