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山下美月、WOWOW初主演で“殺した夫”と再会する衝撃サスペンスドラマ化 桜井美奈原作『殺した夫が帰ってきました』7月放送開始


桜井美奈によるサスペンス小説『殺した夫が帰ってきました』(小学館文庫)が、WOWOWの連続ドラマW-30枠にて7月より放送・配信されることが決定した。主演は乃木坂46出身の女優・山下美月。監督は『オールドファッションカップケーキ』などを手がけた加藤綾佳が務める。

殺した夫が帰ってきました (小学館文庫)

殺した夫が帰ってきました (小学館文庫)

桜井美奈
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本作は全6話構成で、アパレル会社に勤務するデザイナー志望の主人公・鈴倉茉菜(すずくらまな)を中心に展開するサスペンスミステリー。茉菜は家庭内暴力を繰り返す夫を殺害し、静かな日常を手に入れたはずだった。しかし、ある日突然、記憶を失った“殺したはずの夫”が目の前に現れ、同居生活が始まってしまう。夫と過ごすうち、かつて見たことのない温かな一面に触れる茉菜だったが、その後衝撃の真実が明かされていく。

脚本は『イチケイのカラス』の浜田秀哉と『ライオンの隠れ家』の一戸慶乃が手がけ、重厚な心理描写と予測不能な展開が織り成すドラマを構築している。

山下美月は、本作がWOWOWドラマ初出演にして初主演作となり、さらに連続ドラマでの単独主演も初挑戦となる。彼女は原作を読んだ感想について、「これは希望なのか絶望なのか、ずっと考えさせられました」と語り、「この作品を通して“自分がこの世に存在している”という実感が、より濃くなるような作品になってほしい」とコメント。茉菜という人物を「SOSを出せない人間」と表現し、「ただ生きているだけの存在」として演じたと振り返った。

原作者の桜井美奈は「文字だからこそ表現できたと思っていた物語が、どのように映像化されるのか不安と期待が入り混じっていた」としながらも、「主演の山下美月さんなら、茉菜の強さと弱さを両方描き出してくれると確信している」と期待を寄せた。

また、監督の加藤綾佳は「常に張り詰め続ける緊迫感、予想外の展開をどう描くかを考え続けた」と制作を振り返り、「山下美月さんの熱量が作品の核を支えてくれた」と述べた。

なお、第1話はWOWOWプライムおよびWOWOWオンデマンドにて無料放送・配信予定である。闇の中に光を見出すドラマ『殺した夫が帰ってきました』は、観る者に深い問いを投げかける作品となりそうだ。