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マイケル・B・ジョーダン主演『トーマス・クラウン・アフェア』、Amazon MGMスタジオ作品として2027年3月5日公開決定【IMAX上映も】


Amazon MGMスタジオは、マイケル・B・ジョーダン主演による新作映画『トーマス・クラウン・アフェア』を2027年3月5日に全米公開すると発表した。IMAXでの上映も予定されている。

本作は、現在劇場公開中のジョーダン主演映画『Sinners』が全米興行収入で7,750万ドルを突破、CinemaScoreで最高評価の「A」を獲得するなど、好調な興行成績を受けての発表である。『Sinners』の監督は『ブラックパンサー』シリーズで知られるライアン・クーグラーが務めており、週末興行でも引き続き高い動員が見込まれている。

『トーマス・クラウン・アフェア』は、ジョーダンが自身の制作会社「アウトライアー・ソサエティ」を通じて主演・製作を兼任するプロジェクトであり、共演にはテイラー・ラッセルが名を連ねる。過去作では、富豪プレイボーイが美術品を盗み出す姿を描いており、1968年版ではスティーブ・マックイーンとフェイ・ダナウェイ、1999年版ではピアース・ブロスナンとレネ・ルッソが出演した。今回のリメイク版のストーリー詳細は未発表となっている。

脚本は、『アイアンマン3』などで知られるドリュー・ピアースが担当しており、ウェス・トゥークとジャスティン・ブリット=ギブソンによる旧稿をもとに執筆された。プロデューサーには、パトリック・マコーミック、マーク・トベロフ、そしてアウトライアー・ソサエティのエリザベス・ラポソが名を連ね、トベロフの制作会社も本作に共同参加している。また、1968年版の脚本家アラン・トラストマンがエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねる。

Amazon MGMスタジオは、『ミッション:インポッシブル』シリーズの終盤や、『007』新シリーズの始動にあわせ、ハイエンドなスリラー作品の新たな柱として『トーマス・クラウン・アフェア』を育成する方針だとみられる。主演のテイラー・ラッセルには、ボンドガールに匹敵する新たなキャラクター像の創出が期待されている。

参考までに、1999年公開の『トーマス・クラウン・アフェア』は、全米で6,930万ドル、全世界で1億2,430万ドル(いずれも当時の金額)を記録している。

なお、2027年3月5日には、ディズニーおよびワーナー・ブラザース/DCスタジオによる未発表作品も公開予定となっており、激戦が予想される。