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「ONE PIECE 麦わらの一味像ひとつなぎバスツアー」運行開始 熊本地震から9年、復興と今をめぐる二日間


熊本県と人気漫画『ONE PIECE』が連携する「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」の一環として、県内10箇所に設置された麦わらの一味像をめぐる「ONE PIECE 麦わらの一味像ひとつなぎバスツアー」が、2025年4月26日(土)より運行を開始した。運営は九州産交ツーリズム株式会社が担当している。

本ツアーは、熊本地震から9年を迎える節目に、復興を超えて進化を続ける熊本の「今」を見て、知り、感じてもらうことを目的に企画された。二日間で麦わらの一味像10体をすべて巡るだけでなく、各地域の名産品や物産館の訪問、地震前後の風景の違いを体感できるスポットも行程に盛り込まれている。


復興と進化を感じる特別な二日間

今回の「ひとつなぎバスツアー」では、熊本地震で被害を受けた場所や創造的復興を遂げた新たな建造物を訪れる機会も用意された。阿蘇の雄大な自然、新阿蘇大橋、高森駅といったランドマークを通して、力強い復興の歩みを実感できる内容となっている。

【ツアー概要】

  • 運行開始日:2025年4月26日(土)

  • 料金:2日間28,000円(税込)
    ※熊本地震震災ミュージアムKIOKU入館料および2日分の昼食代を含む。熊本までの交通費・宿泊費は別途個人負担。

  • 申込サイト:九州産交ツーリズム株式会社公式ページ

【立ち寄り先一覧】
1日目(阿蘇ルート):

  • 大津中央公園(ゾロ像)

  • 道の駅阿蘇(ウソップ像)

  • 熊本地震震災ミュージアムKIOKU(ロビン像)

  • 高森駅(フランキー像)

2日目(県央ルート):

  • 熊本県庁(ルフィ像)

  • 熊本市動植物園(チョッパー像)

  • 住吉海岸公園(ジンベエ像)

  • 御船町ふれあい広場(ブルック像)

  • ミナテラス(サンジ像)

  • 俵山交流館萌の里(ナミ像)

熊本地震からの復興を象徴する麦わらの一味像

麦わらの一味像は、熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎氏が2018年に県民栄誉賞を受賞したことを記念し、復興のシンボルとして設置が始まった。ルフィ像を皮切りに、4年をかけて県内9市町村にも仲間たちの像が設置され、今では熊本の新たな観光資源となっている。

ONE PIECE熊本復興プロジェクトは、熊本地震直後に尾田氏から届いた「必ず助けに行く」というメッセージを原動力に発足。銅像設置だけでなく、被災した南阿蘇鉄道の再開や「サニー号トレイン」の運行開始など、地域活性化を支援するさまざまな施策を実施してきた。

「ONE PIECE」ファン必見 各地域の魅力も堪能

バスツアーでは、麦わらの一味像巡りに加え、熊本の豊かな自然や歴史遺産、食文化も楽しめる。
例えば、ジンベエ像のある宇土市では幻想的な「長部田海床路」や「御興来海岸」の絶景が広がり、ブルック像のある御船町では、国内最大級の恐竜博物館を訪れることができる。

また、サンジ像のある益城町では進化した給食センターを体験し、ナミ像が待つ西原村では物産館で地元産品を楽しめるなど、復興の軌跡と地域の魅力が詰まった内容となっている。

阿蘇市のウソップ像周辺では、壮大なカルデラ地形と草千里ヶ浜の絶景が見どころ。さらに、ロビン像のある熊本地震震災ミュージアムKIOKUでは、震災の教訓と人と自然の共生について学ぶことができる。


「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」公式情報

最新情報や動画は、公式YouTubeチャンネルや公式X(旧Twitter)アカウントで随時発信されている。ツアーに参加する前に、各エリアの紹介動画を見ることで、より深く熊本の「今」に触れることができる。