Amazon Original日本ドラマ「私の夫と結婚して」が、2025年6月27日より配信されることが決定した。主演を務めるのは小芝風花と佐藤健。共演には白石聖、横山裕が名を連ねる。原作は韓国発のNAVERウェブ小説で、ウェブ漫画化、ドラマ化もされた人気作。今回、日韓共同プロジェクトとして、日本版の映像化が実現した。
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復讐と成長を描く物語 小芝風花が“脇役”から主役へ
物語の主人公・神戸美紗は、周囲を優先し続ける“脇役”の人生を歩んできた女性。信じていた親友と夫に裏切られ、命を落とした末、10年前の過去へとタイムリープする。かつての親友と夫に復讐するため計画を立てる中、美紗は一度目の人生では無縁だった部長・鈴木亘との出会いによって、心に新たな変化を覚えていく。二度目の人生で、自らの物語の主役として幸せを掴もうとする美紗の姿が描かれる。
主人公・神戸美紗を演じるのは、2025年大河ドラマ「べらぼう」で話題となった小芝風花。佐藤健は、クールながらも美紗を支える部長・鈴木亘を演じる。白石聖は美紗の親友・江坂麗奈役、横山裕(SUPER EIGHT)は美紗の一度目の夫・平野友也役を担当する。
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脚本は大島里美、監督はアン・ギルホ 韓国トップスタジオが日本初進出
脚本を手掛けるのは、「1リットルの涙」「さよならマエストロ」など数々のヒット作を生み出した大島里美。監督は、「ザ・グローリー 輝かしき復讐」で世界的評価を受けたアン・ギルホが務める。
制作は、映画「パラサイト 半地下の家族」を手がけたCJ ENMと、「愛の不時着」などで知られるスタジオドラゴンのタッグによるもの。本作は、両社が初めて日本向けに企画した映像作品となる。
配信は6月27日よりスタートし、以降毎週金曜日に2話ずつ公開予定。全10話構成となる。
出演キャスト・スタッフからのコメント
主演の小芝風花は、「韓国のチームと共に新しい雰囲気の中で演じられて新鮮だった。復讐を誓いながらも優しさを失わない美紗をまっすぐ演じた」と語った。
佐藤健は、「言語の壁を感じずに撮影でき、非常に充実した現場だった。亘は美紗の人生を守るために生きる人物であり、その軸を大切に演じた」とコメント。
また、白石聖は「麗奈という役を通じて自分自身の新たな面に出会えた」と述べ、横山裕は「理解し難い役に挑戦したが、驚かれる役どころを楽しみにしてほしい」と語った。
脚本の大島里美は、「二度目の人生をやり直せたら? という原作の問いに日本独自のモチーフも加え、感情豊かなドラマに仕上げた」とアピール。Prime Videoジャパンの大石圭介カントリーマネージャーも「韓国版ドラマはPrime Video非英語コンテンツランキングでアジア作品最高位となる成功を収めた。日本版にも期待している」と述べた。
原作韓国版も世界的大ヒット
原作となる韓国ドラマ「私の夫と結婚して」は、2024年1月から2月にかけて韓国tvNで放送され、高視聴率を記録した。主演のパク・ミニョンは、末期癌患者を演じるために体重を37キロまで減量したことでも話題となった。
Amazon Prime Videoでは韓国版も配信中であり、グローバルな人気を受けて今回の日本版リメイクが実現した形だ。