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ヴェルナー・ヘルツォーク最新作『Bucking Fastard』にオーランド・ブルーム&ドーナル・グリーソン出演 ケイト&ルーニー・マーラ姉妹と共演【カンヌ向け最新情報】


映画『ロード・オブ・ザ・リング』のオーランド・ブルームと、『エクス・マキナ』のドーナル・グリーソンが、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の最新作『Bucking Fastard』に出演することが明らかになった。本作には、ケイト・マーラとルーニー・マーラ姉妹も出演しており、両者がスクリーンで共演するのは今回が初となる。撮影は欧州各地で行われ、先週末に無事クランクアップした。

『Bucking Fastard』は、非常に強い絆で結ばれた姉妹、ジーンとジョーン・ホルブルックの物語を描く。彼女たちは同時に言葉を発し、同じ男性を愛し、同じ夢を見る。さらには、言い間違いまでもがシンクロするという。真実の愛が存在するという想像上の土地「オークニー」を求め、姉妹は山脈を貫くトンネル掘削に挑む。

ブルームは、姉妹の元恋人で破天荒なギャレス・マルロニー役を、グリーソンは、現代社会への適応を手助けするため政府から派遣された福祉ソーシャルワーカー、ティモシー役を務める。姉妹がタブロイド紙で話題となるなか、二人は周囲の世界と向き合うこととなる。

製作には、クララ・ウー・ツァイ、アリエル・レオン・イサコヴィッチ、アグネス・チュウが名を連ね、キーラン・コリガン、エマヌエーレ・モレッティ、アンドレア・ブコがプロデュースに加わる。配給セールスはHanWay Filmsが担当し、カンヌ国際映画祭では、アイルランド・ダブリンやスライゴ、スロベニアで撮影された初映像がバイヤー向けに公開される予定である。

監督のヘルツォークは本作について次のように語っている。 「『Bucking Fastard』は、私にとって『フィツカラルド』『グリズリーマン』に続くオペラ的三部作を完成させる作品である。ジーンとジョーンの視点で世界を見ることはできないが、世界が彼女たちにどう反応するかを、裁判所、メディア、助けようとする者、利用しようとする者、そして飼いならされた獣と野生の獣の目を通して、さらには地球の奥深くから響く彼女たち自身の声を通じて描いている。」

HanWay FilmsのCEOであるガブリエル・スチュワートも次のようにコメントした。 「ヴェルナーはユーモアとファンタジーを織り交ぜた、これまでにないオリジナルな作品を創り上げた。カンヌで初公開する映像を多くのバイヤーに披露できることを楽しみにしている。」

キャストのエージェンシー情報も発表されており、ヘルツォークはGersh、ケイト・マーラはCAA、モザイク・メディア・グループおよびSloane, Offerに、ルーニー・マーラはWME、エンターテインメント360、Sloane, Offerに、オーランド・ブルームはWME、アンタイトルド・エンターテインメント、Felker, Toczekに、そしてドーナル・グリーソンはパラダイム、The Agency、Goodman Genowにそれぞれ所属している。