2025年5月4日から6日にかけて、第3回横浜国際映画祭が横浜みなとみらいエリアで開催される。映画と横浜の魅力を世界に発信する本イベントは、レッドカーペットから船上パーティー、トークショー、新人女優公開オーディションまで多彩なプログラムが用意されている。

浅野忠信がアンバサダーに就任、横浜の魅力を発信
本年の映画祭アンバサダーには、横浜出身の俳優・浅野忠信が起用された。浅野は「世界中の映画祭に行ってきたが、故郷・横浜に国際映画祭があることが何よりも嬉しい」とコメントを寄せている。

サブ・アンバサダーには、「東京彼女 presents 新人女優公開オーディション2024」で最優秀賞を受賞した熊井戸花が就任し、次世代の映画人を象徴する存在として映画祭を盛り上げる。

豪華ゲストとともに開幕、注目のレッドカーペットと作品群
5月4日には赤レンガパークにてレッドカーペットイベントが開催され、浅野忠信のほか、カンヌ国際映画祭「監督週間」アーティスティック・ディレクターであるジュリアン・レジが来日。オープニングパフォーマンスでは、マイケル・ジャクソンの元振付師トラヴィス・ペインによる華やかなステージが披露される予定だ。


出品作品も充実しており、オープニング作品にはグァン・フー監督の『ブラックドッグ』、クロージング作品には前田哲監督による『花まんま』を上映。さらに、劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』や、藤井道人監督の『正体』といった話題作がラインナップされている。
会場と上映劇場、注目のイベント概要
主な上映劇場
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イオンシネマみなとみらい
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kino cinéma横浜みなとみらい
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シネマ・ジャック&ベティ
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県民共済シネマホール
イベントスケジュール(一部抜粋)
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レッドカーペット(赤レンガパーク):5月4日(日)15:00〜17:30
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船上パーティー(関係者向け):5月4日(日)18:00〜20:00
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JAPAN NIGHT Presentation:5月5日(月祝)13:00〜15:00 *完全招待制
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ベイサイドパーティー:5月5日(月祝)16:00〜18:00
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トークショー:5月6日(火祝)13:00〜17:00(入場無料)
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新人女優公開オーディション(アニヴェルセルみなとみらい):5月6日(火祝)14:00〜16:00
特別審査員には矢田亜希子が登場し、映画監督の成田洋一や安田淳一、芸能プロダクション各社の関係者も審査に名を連ねる。
横浜の文化と国際映画の融合を目指して
同映画祭は、横浜国際映画祭実行委員会(委員長:菅野充)を中心に、横浜市にぎわいスポーツ文化局と共催。文化庁、神奈川県、横浜商工会議所などの後援を受け、港町・横浜から日本映画と国際映画文化の交流を深める場として着実に存在感を高めている。
詳細および最新情報は公式サイト(http://yiff.jp)にて随時更新される。