戦場を写した伝説の写真家と彼女の愛機「ローライフレックス」に迫る
株式会社カメラのキタムラ(本社:東京都新宿区、代表取締役 社長執行役員:山崎智彦)が運営する新宿 北村写真機店は、2025年5月5日(月)から5月18日(日)までの期間、地下1階「ベースメントギャラリー」にて、映画『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』の特別写真展を開催する。

本展示は、カルチュア・パブリッシャーズが同年5月9日に全国公開する映画『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』に合わせて企画されたものである。展示では、映画の名シーンやメイキングカットのほか、映画のモデルとなった実在の報道写真家リー・ミラーが実際に撮影した写真作品など、約25点を紹介。さらに、彼女が愛用していたカメラ「ローライフレックス」シリーズの実機展示も行われる。
写真家リー・ミラー、そのまなざしをたどる
リー・ミラーは、第二次世界大戦中に戦場カメラマンとして活躍した伝説的な存在であり、もともとは「VOGUE」誌などで人気を博したファッションモデルでもあった。マン・レイやパブロ・ピカソといった芸術家たちとの交流を経て、写真家へと転身。戦火の中でも真実を追い続けた彼女の姿は、時代を超えて多くの人々を魅了し続けている。
本映画ではケイト・ウィンスレットが製作総指揮・主演を務め、彼女の波乱に満ちた人生を情熱的に描く。本写真展では、作品世界を象徴する印象的なシーンの写真とともに、リー・ミラーが実際に残した貴重な写真も一堂に展示され、彼女の生涯とその眼差しを追体験する機会となっている。
4階には「ローライフレックス特設コーナー」も
併せて、4階の中古カメラフロアでは「リー・ミラーが愛した ローライフレックス特設コーナー」が展開される。リー・ミラーが使用していたことで知られる「ローライフレックス」シリーズの実機が展示されるほか、ローライフレックスをモチーフにしたウォーターボトル、カメラクロス、ピンバッジといったオリジナルグッズも取り揃えられる予定である。
「写真文化の発信基地」ベースメントギャラリーとは

写真展の会場となる「ベースメントギャラリー」は、2024年6月に新宿 北村写真機店の6階から地下1階へと移転し、リニューアルオープンしたばかりのスペースである。「地下から写真文化の発信」をコンセプトに、写真を愛するすべての人々に向けて、多様な展示やイベントを展開している。
新宿 北村写真機店について

2020年7月にオープンした新宿 北村写真機店は、カメラと写真の魅力を総合的に体験できる専門店である。新品・中古のカメラ販売に加え、修理受付やヴィンテージカメラの展示、さらには写真展示スペースまでを備え、あらゆるフォトライフに応える環境を整えている。2024年には6階にライカブティックも新設され、初心者からマニアまで、すべての写真愛好家に向けた幅広い提案を行っている。