東京のエンタメ文化と女性活躍について意見を交わす
2025年4月27日、東京都庁にて小池百合子東京都知事と、世界的ミュージシャンであり親日家としても知られるシンディ・ローパー氏との対談が行われた。

会場となった都庁展望室では、東京が持つエンターテインメント都市としての魅力や、女性の社会進出に関する意見が交わされた。ローパー氏は「日本は音楽、アート、デザインの中心地であり、音楽を受け入れる文化が素晴らしい」と評価。これに対し、小池知事は「シンディさんの素敵な音楽に私たちは元気づけられている」と感謝の言葉を述べた。
話題はさらに、女性の活躍についても及んだ。ローパー氏は「女性はもっと活躍できる。持続可能な社会の実現には、女性や子どもたちの存在が重要である」と強調。知事も「東京の人口の半分は女性であり、そのパワーやエネルギーを生かすことが東京の発展につながる」と意気込みを語った。
東京は、江戸時代から続く多彩なエンターテインメント文化を背景に、近年ではアートやナイトライフといった新たな文化領域にも力を入れている。加えて、東京都は女性の能力が発揮される社会を目指し、「女性活躍の輪 Women in Action(WA)」の取り組みを展開。東京発で全国へ、そして世界へと女性の活躍を広げる施策を推進している。
東京都は今後も、東京から日本、そして世界を元気に、そして豊かにする取り組みを進めていく方針である。