合同会社ユー・エス・ジェイが運営するユニバーサル・スタジオ・ジャパン(所在地:大阪市此花区)は、世界のテーマパーク業界で最も権威ある賞の一つである「2025年 アプローズ・アワード」を受賞した。発表は現地時間4月30日、ドイツ・ルストで開催された国際遊園地・アトラクション協会(IAAPA)主催の表彰式「IAAPA Honors 2025」で行われた。

アプローズ・アワードは、リーダーシップ、先見性、創造性、そして健全な事業展開を通じて、業界に大きなインパクトを与えた遊園地やテーマパークに授与される栄誉である。選考は、業界の専門家から成る委員会により行われる。
今回の受賞に際し、同賞の理事会会長であり、リセベリ・グループの社長兼CEOを務めるアンドレアス・アンダーセン氏は次のように評価した。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、没入感のある革新的なゲスト体験を創出し、テーマパーク・エンターテイメントの新たな基準を築き続けている。アトラクションやショー、ゲストサービス、日本の文化との融合に至るまで、すべての面で卓越しており、世界のアトラクション業界にとってインスピレーションとなる存在だ。」
ユニバーサル・ディスティネーション&エクスペリエンスの会長兼CEOであるマーク・ウッドベリー氏も「この受賞は、クルー一人ひとりの努力の積み重ねによるものであり、限界に挑戦し続ける姿勢や、最先端技術とストーリーテリングを融合させた体験が高く評価された結果である」とコメントしている。
さらに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの社長CEOであるJLボニエ氏は、授賞式の場で次のように述べた。
「テーマパーク業界のアカデミー賞とも呼ばれるアプローズ・アワードの受賞は誇りである。2026年に迎える開業25周年に向けて、クルー全員で一丸となり、“超興奮・超感動”のエンターテイメントを提供し続け、人と社会に“目覚め”をもたらす存在でありたい。」
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、米国ユニバーサル・ディスティネーション&エクスペリエンスの一員として2001年に開業。ハリウッド映画や日本のアニメを基にしたアトラクション、四季折々のイベントなどを展開し、国内外から多くのゲストを魅了している。特に「スーパー・ニンテンドー・ワールド」や「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」など、世界水準の没入体験を可能にするエリアが高い支持を集めている。
なお、アプローズ・アワードは1980年に創設され、45年間で21の優れた施設が受賞してきた。また、主催団体であるIAAPAは1918年に設立され、世界100か国以上の会員が所属するアトラクション業界最大の国際団体である。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは今後も、エンターテイメントの最前線を走り続け、訪れるすべての人々に「NO LIMIT!」な体験を提供していく方針だ。