心が疲れたときに観たい前向き映画ランキングTOP10発表　書店応援キャンペーンとの相乗効果も注目

株式会社ブックサプライは、「心が疲れたときに観たい、前向きになれる映画ランキングTOP10」を発表した。新生活やゴールデンウィーク明けで心が不安定になりやすい時期に、多くの人に寄り添い、前向きな気持ちを取り戻すきっかけとなる映画をセレクトしたものだ。

本ランキングは、夢・友情・成長・人生の選択といった普遍的なテーマを軸に、公式ECサイトの人気評価をもとに多角的な視点で構成されている。観ることで心にエネルギーをチャージし、「次の一歩」を踏み出す背中を押してくれるラインナップが並ぶ。

ランキングTOP10に選ばれた名作とは

第1位に輝いたのは、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』。主人公バーナムの情熱と「This is Me」に代表される音楽が、多くの視聴者に勇気を与えたと評価された。

続く第2位には、トム・ハンクス主演の名作『フォレスト・ガンプ／一期一会』がランクイン。純粋さが奇跡を呼ぶ物語が、人生の希望を照らす。

第3位は『プラダを着た悪魔』。キャリアと自分らしさの間で揺れ動く主人公の姿が、特に働く女性たちの共感を集めた。

以下、ランキングは次の通り。

これらの映画は、現代社会において人間関係や将来への不安を抱える多くの人々に対し、「自分らしく生きること」や「前に進む力」の大切さを伝えている。

書店で“映画の余韻”を再発見する動きも

映画で心を動かされたあとは、本屋に足を運ぶという流れも注目されている。近年では、映画の原作本や関連書籍、DVDがセットで展開される書店も増えており、「映画の続きを本で体験する」という楽しみ方が広がっている。

街の本屋を守る「レシートキャンペーン」も同時進行

株式会社ブックサプライは、本ランキング発表に合わせて「本は本屋で買おうキャンペーン」も推奨している。本キャンペーンでは、全国約8,000店舗の書店で購入した本をレシートとともに送付することで、定価の半額での買取保証を受けることが可能だ。

この取り組みは、読者にとっては経済的負担を軽減し、書店にとっては売上と応援につながる。未来の読書環境を守る新しい試みとして、書店ファンの支持を集めている。

「映画」と「本」で心にエネルギーを

今回のランキングと書店キャンペーンは、映画と本という2つの物語体験を通して、現代人の心に寄り添う施策となっている。「疲れたときこそ、自分をいたわる時間を持ってほしい」――そんな思いが詰まった本企画は、これからの新生活を前向きに進めたいすべての人にとって、確かな道標となるだろう。