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クリストファー・ノーラン最新作『オデュッセイア』、壮大すぎる一大叙事詩として始動──マット・デイモン&トム・ホランドが激闘の旅へ


映画『オッペンハイマー』でアカデミー賞を席巻したクリストファー・ノーラン監督が、ギリシャ神話を新たな視点で描く超大作『The Odyssey(オデュッセイア)』の撮影に取り組んでいる。本作は、2024年12月にノーランの第13作として発表されて以来、世界中の映画ファンの注目を集めている。

「史上最高の叙事詩映画になる」──アクションチームが断言

スタントパフォーマーのジェームズ・ニューマンは、ポッドキャスト「Action for Everyone」に出演し、「こんな映画はもう二度と作られないだろう」と語った。さらに「ノーランが本領を発揮した、叙事詩中の叙事詩」と称し、戦闘シーンはこれまで以上に過激で、ロケ地はかつて誰も踏み入れたことのないような場所ばかりであることを明かした。

撮影は欧州各地へ、誰も撮ったことのない洞窟へ挑む

ニューマンによれば、ノーラン監督はオデュッセウスの10年にわたる帰郷の旅路を再現するため、ヨーロッパ各地の未知のロケーションを徹底的に探し出したという。「この洞窟、誰か撮影したことある?」とノーランが尋ね、現地の案内人が「ない」と答えると、「じゃあここで撮ろう」と即決したエピソードも披露された。

あるロケ地は、劇中でオデュッセウスの故郷として描かれる場所とされ、傾斜を2キロ登らなければ到達できない山中だったという。

マット・デイモンとトム・ホランドが魅せる対照的な戦闘スタイル

主演のマット・デイモンに加え、トム・ホランドも戦士として劇中に登場する。ニューマンは、「トムは運動神経が抜群で、どんなアクションもこなせる」と絶賛。「若き日のオデュッセウスを体現するような存在」だと語った。

一方、デイモン演じるオデュッセウスは、経験に裏打ちされた知略を重視する戦士として描かれる。「派手な動きではなく、効率的でスマートな動きが彼の戦い方だ」と語り、戦歴を重ねた英雄像を強調している。

ノーランは“インディペンデント魂”を貫く──ジョン・レグイザモが証言

出演者のジョン・レグイザモはMSNBCの番組「Morning Joe」にて、ノーランの現場運営についても言及。「巨額の予算があるにもかかわらず、彼はスタジオの指示に従うことなく、独立系映画のような進行で撮影を行っている」と語り、クリエイティブな自由を守り続けるノーランの姿勢に敬意を表した。

豪華キャスト陣が勢揃い、ノーラン作品の常連も再集結

本作にはマット・デイモン、トム・ホランドのほか、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、エリオット・ペイジ、ベニー・サフディなどノーラン作品でおなじみの顔ぶれが揃う。さらにゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、シャーリーズ・セロン、ミア・ゴス、ジョン・バーンサルら新たな参加者も名を連ね、映画史に残るであろう壮大なキャスト陣が話題を呼んでいる。

サムネイル画像:LOS ANGELES, OCT 26 – Christopher Nolan at the Interstellar Premiere at the TCL Chinese Theater on October 26, 2014 in Los Angeles, CA

ソース:Nolan’s ‘The Odyssey’ Is the ‘Epic of All Epics,’ Says Stunt Performer