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あさのあつこ「おいち不思議がたり」シリーズ累計45万部突破 最新刊『紅色の幻』が6月9日発売決定 NHKドラマ化作品の続編に注目


あさのあつこによる人気時代ミステリー「おいち不思議がたり」シリーズの最新作『紅色の幻――おいち不思議がたり』が、2025年6月9日にPHP研究所より発売される。シリーズ累計発行部数は45万部を突破しており、NHK BSでのドラマ化を経て注目が高まっている本作は、主人公・おいちの新たな成長と謎解きを描いた第七弾となる。

江戸深川を舞台に「今」と響き合う女性の生き方を描く

「おいち不思議がたり」は、死者の声が聞こえるという特異な能力を持つ少女・おいちを中心に、江戸深川を舞台にした青春時代ミステリーである。2024年には、同作を含む複数のシリーズが第13回日本歴史時代作家協会賞「シリーズ賞」を受賞し、同年9月にはNHK BSで連続ドラマとして放送された。これを機に原作シリーズの認知度が一層高まり、新たな読者層の獲得にもつながった。

著者のあさのあつこは、「この小説で描かれている女性の困難さは江戸時代特有のものではなく、現代にも通じる課題だ」と語る。家庭と仕事、そしてキャリアとの両立に悩むおいちの姿を通じ、読者に共感と勇気を与えている。

最新刊『紅色の幻』では身重の主人公が事件の真相に迫る

最新作『紅色の幻』では、20歳になり結婚したおいちが、妊娠という新たな状況のなかで再び事件の謎に挑む。夫・新吉の失踪をきっかけに、殺された職人と不穏な風鈴の謎を追い、岡っ引の仙五朗とともに真相を探る物語が展開する。おいちが大きくなったお腹に語りかけながら心を整える場面など、読者の感情を揺さぶる描写も随所にちりばめられている。

文庫版も続々刊行中、シリーズの入口としても好評

『紅色の幻』の刊行に先立ち、シリーズ第六弾『渦の中へ』の文庫版が2025年5月9日に発売された。以下の文庫ラインナップが好評を博しており、これからシリーズを読み始めたい読者にも手に取りやすい構成となっている。

  • 『おいち不思議がたり』 924円(税込)

  • 『桜舞う』 990円(税込)

  • 『闇に咲く』 968円(税込)

  • 『火花散る』 968円(税込)

  • 『星に祈る』 990円(税込)

  • 『渦の中へ』 990円(税込)

書籍情報

  • 書名:『紅色の幻――おいち不思議がたり』

  • 著者:あさのあつこ

  • 定価:2,310円(税込)

  • 判型・製本:四六判・上製

  • 頁数:320ページ

  • ISBN:978-4-569-85939-2

  • 発行:株式会社PHP研究所

  • 発売日:2025年6月9日

時代を超えて女性の在り方を問いかける「あさのあつこ」の最新作『紅色の幻』。NHKドラマでシリーズを知った方はもちろん、現代社会に共鳴する時代小説を探している読者にも、強く推薦したい一冊だ。

紅色(べにいろ)の幻(まぼろし) おいち不思議がたり

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