映画界の巨匠ジャン＝リュック・ゴダールの日本初となる展覧会が2025年7月4日から新宿・歌舞伎町で開幕する。本日6月2日より前売りチケットの販売が開始された。
目次
ゴダール展の概要と開催詳細
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社（CCC）のCCCアートラボと王城ビルは、「ジャン＝リュック・ゴダール《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》展」を7月4日（金）から8月31日（日）まで新宿・歌舞伎町の王城ビルで開催すると発表した。
映像の革命児として知られるゴダールの作品世界を体験できる本展覧会は、日本で初めて開催される記念すべき展示となる。展覧会のキュレーターは、ゴダール後期の右腕として活躍したファブリス・アラーニョが務める。
チケット料金と販売情報
前売りチケットは6月30日（月）まで販売され、当日券よりもお得な価格設定となっている。
前売券価格
- 一般：2,000円
- 大学生・障がい者：1,300円
- 中・高校生：800円
- 小学生以下：無料
当日券価格
- 一般：2,200円
- 大学生・障がい者：1,500円
- 中・高校生：1,000円
- 小学生以下：無料
障がい者手帳をお持ちの方と介護者1名は同料金が適用される。未就学児・小学生は無料だが、事前のチケット予約が必要である。
サテライト写真展と関連フェアも同時開催
展覧会の開催を記念して、複数の関連イベントが同時期に開催される。
ファブリス・アラーニョ写真展
OIL by 美術手帖ギャラリー（渋谷PARCO 2階）では、ゴダールのプライベートな瞬間を捉えた写真展が6月27日（金）から7月27日（日）まで開催される。6月27日19時からはレセプションも予定されており、入場無料で誰でも参加可能だ。
関連フェアの展開店舗
ゴダール作品への理解を深める関連書籍やオリジナルグッズを集めた関連フェアが、以下の5店舗で順次展開される。
- 銀座 蔦屋書店／代官山 蔦屋書店／京都 蔦屋書店：7月4日（金）開始
- TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷サクラステージ：7月12日（土）開始
- 六本木 蔦屋書店：7月15日（火）開始
クラウドファンディング成功で実現
本展覧会は4月24日から6月1日にかけて実施されたクラウドファンディングの成功により実現した。目標を大きく上回る支援が集まり、映画史における巨人の功績を若い世代にも届けたいという思いが形になった。
実行委員長の門司孝之氏は「往年のファンはもちろん、若い世代にもジャン＝リュック・ゴダールの世界を体験していただきたい」とコメントしている。
アクセス
会場：王城ビル（新宿区歌舞伎町1-13-2）
主催：《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》展実行委員会
企画：カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社（CCCアートラボ）、パラダイス商事株式会社
後援：在日スイス大使館、在日フランス大使館／アンスティチュ・フランセ、新宿区
チケット購入や詳細情報は公式サイトで確認できる。