「マクロス」シリーズや「アクエリオン」シリーズで知られるアニメ界の巨匠・河森正治監督による、初の完全オリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』が、2026年1月に全国公開されることが決定した。あわせて、特報映像とティザービジュアルが解禁された。
目次
「マクロス」の河森正治、初のオリジナル劇場長編アニメが始動
⠀ 🔷🔶ビジュアル初解禁🔶🔷
スマホ📱の中に閉じ込められた
“栞”を襲うのは…⁉️⚡️🔃𝙎𝙉𝙎社会で本当に起こるかもしれない━━!?
歌🎶と映像🎥で彩る
異世界✖青春脱出エンタテインメント🌏💨#河森正治 監督#迷宮のしおり
𝟐𝟎𝟐𝟔年𝟏月公開🎬https://t.co/RCgIECgYj7 pic.twitter.com/Fj9KIQ9Tic— 映画『迷宮のしおり』公式 (@meikyu_shiori) July 2, 2025
数々のヒットアニメを手掛け、近年は大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーも務めるなど、多方面で活躍する河森正治監督。彼が満を持して送り出す本作は、監督にとって初となるオリジナルストーリーの劇場長編アニメーションである。
これまで「歌」「SF」「三角関係」という三種の神器でアニメファンを熱狂させてきた河森監督。本作では、その要素を継承しつつ、現代人にとって最も身近な存在である「スマートフォン」をテーマに据え、ポップで少しホラーな異世界脱出劇を描く。誰もが共感しうる青春賛歌として、新たな境地を切り開く意欲作だ。
あらすじ:スマホに囚われた女子高生の異世界脱出劇
⠀ 🔷🔶𝙘𝙝𝙖𝙧𝙖𝙘𝙩𝙚𝙧🔶🔷
🐰主人公/前澤栞𓂃༞
思ったことを言えない
引っ込み思案な性格の高校生。
とあるアクシデントにより、
持っていたスマホの画面が割れると、
突然、スマホの中の異世界の横浜に
閉じ込められてしまう…。#迷宮のしおり pic.twitter.com/eV3K0q2qUf— 映画『迷宮のしおり』公式 (@meikyu_shiori) July 2, 2025
物語の主人公は、ごく普通の女子高生・前澤栞(まえざわ・しおり)。友達とSNS用のダンス動画を撮るなど、平凡な日常を送っていた彼女だが、ある日突然スマホが割れ、見知らぬ異世界の横浜に迷い込んでしまう。
気がつくと、栞のスマートフォンでは、自身のSNSアカウントに身に覚えのない写真が次々と投稿されていた。それは、現実世界で暴走を始める“もうひとりの自分”の仕業だった。栞は、奇妙なスマホの迷宮から脱出し、もうひとりの自分の暴走を食い止めるため、壮大な冒険に身を投じる。現代のSNS社会で起こりうるかもしれない、新感覚の異世界青春ファンタジーが幕を開ける。
特報映像とティザービジュアルが解禁
解禁された特報映像では、栞の日常が一変し、スマホの世界に閉じ込められる衝撃的なシーンから始まる。ミサイルが飛び交う空中戦や、謎の少女、ピンク色のうさぎといった不思議なキャラクターたちが次々と登場し、予測不能な物語の展開を予感させる。
同時に公開されたティザービジュアルには、舞台となる横浜の街を背景に、スマートフォンの中に取り込まれていく主人公・栞の姿がダイナミックに描かれており、物語の世界観を象徴する一枚となっている。
『マクロスF』の江端里沙ら豪華スタッフが集結
本作には、河森作品の集大成ともいえる豪華スタッフ陣が集結した。脚本は『revisions リヴィジョンズ』や『HUMAN LOST 人間失格』を手掛けた橋本太知が担当。キャラクターデザインは、『マクロスF』シリーズで河森監督とタッグを組んできた江端里沙が務める。
河森正治監督「2人の“主人公”の対決を見届けて」
⠀ 🔷🔶 𝙘𝙤𝙢𝙢𝙚𝙣𝙩🔶🔷
🤖監督/#河森正治 𓂃༞
『迷宮のしおり』は、
現代人なら誰もが駆使するスマホを、
履歴や個人情報が集積した
“もうひとりの自分”として捉えたことから
生まれた物語です。2人の“主人公”の対決の行方を
ぜひ見届けてください!#迷宮のしおり pic.twitter.com/YABQAykXZJ— 映画『迷宮のしおり』公式 (@meikyu_shiori) July 2, 2025
河森監督は本作について、「現代人なら誰もが駆使するスマホを、履歴や個人情報が集積した“もうひとりの自分”として捉えたことから生まれた物語です」と着想を明かした。
さらに、「スマホが割れるのは、自分の心が割れることかもしれない。心の異世界と現実世界を行き来しながら、歌×ホラーで、感情は爆裂し、スタンプも飛び交うエモーショナルでポップなエンタテインメント作品を目指しています。自分にとって劇場版としては、初の完全オリジナルストーリーとなる本作。2人の“主人公”の対決の行方をぜひ見届けてください!」と熱いメッセージを寄せている。
映画『迷宮のしおり』は、2026年1月より全国で公開される。