『オーシャンズ』シリーズで知られるスティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作、映画『ブラックバッグ』が2025年9月26日(金)より全国で公開されることが決定した。主演にマイケル・ファスベンダー、共演にケイト・ブランシェットを迎えた本作は、色香と緊迫感が漂うミステリーサスペンスである。この度、予告映像とメインビジュアルが公開された。
予告映像が公開
公開された予告映像では、マイケル・ファスベンダー演じるエリート諜報員ジョージが、国家を揺るがす重大な任務と、ケイト・ブランシェット演じる妻キャスリンへの疑惑との間で苦悩する姿が映し出されている。スタイリッシュな映像美とともに、豪華キャストが織りなす緊迫した人間ドラマに期待が高まる内容だ。
メインビジュアルでは、何かを画策するような表情のジョージと、ミステリアスな微笑みを浮かべるキャスリンが対照的に描かれ、「愛する妻は、国家を裏切ったのか?」というコピーが添えられている。二人の間に横たわる嘘と真実、そして試される夫婦の忠誠心を描く物語を象徴するビジュアルとなっている。
映画『ブラックバッグ』のあらすじ
英国の国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)に所属するエリート諜報員ジョージ。彼に「ブラックバッグ」と呼ばれる極秘任務が下される。その内容は、世界を揺るがす不正プログラムを盗み出した組織内部の裏切り者を見つけ出すことだった。
容疑者は5名。同僚の諜報員フレディ、ジミー、情報分析官のクラリサ、局内カウンセラーのゾーイ。そして5人目の容疑者は、ジョージが愛する妻であり、NCSCで最も有能な諜報員でもあるキャスリンであった。
与えられたタイムリミットはわずか1週間。ジョージは裏切り者の炙り出しを狙い、容疑者全員を自宅のディナーに招待する。食事に仕込まれた薬とアルコールの影響で、彼らの隠された関係性が徐々に明らかになっていく中、ジョージはさらに危険な“あるゲーム”を仕掛ける。
祖国への忠誠か、妻への愛か。複雑に仕組まれた嘘と疑惑の渦中で、ジョージは究極の試練に直面する。
ソダーバーグ監督の下に豪華スタッフ・キャストが集結
本作のメガホンを取るのは、アカデミー賞監督賞受賞歴を誇る名匠スティーヴン・ソダーバーグ。脚本は『ミッション:インポッシブル』や『ジュラシック・ワールド』シリーズを手掛けたデヴィッド・コープが担当する。
主人公ジョージを演じるのは、『それでも夜は明ける』などでアカデミー賞にノミネートされた実力派俳優マイケル・ファスベンダー。その妻キャスリン役は、『アビエイター』と『ブルージャスミン』で2度のオスカー像に輝くケイト・ブランシェットが務める。
さらに、マリサ・アベラ、トム・バーク、ナオミ・ハリス、レゲ=ジャン・ペイジ、そしてピアース・ブロスナンといった豪華な顔ぶれが脇を固め、物語に深みと重厚感を与えている。
作品情報