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JioStar、IPL視聴記録更新で第1四半期収益$13億を達成 ─ デジタルとテレビで驚異的な視聴者数を記録


インドの富豪ムケシュ・アンバニ氏が率いるリライアンス・インダストリーズ傘下のメディア・エンターテインメント部門「JioStar」が、6月30日を期末とする2025-26年度第1四半期において、好調な業績を報告した。クリケットのインド・プレミアリーグ(IPL)がデジタル配信とテレビ放送の両方で空前の視聴者数を記録したことが、今回の力強い成長を牽引した。

 

IPLが牽引した驚異的な成長

JioStarの当四半期の収益は、12.8億(約11,032億ルピー)から増加した。EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は、1億1,810万(約1,017億ルピー)へと大幅に増加し、利益率も8.1%から10.6%へと改善した。

この業績の主な原動力となったのが、絶大な人気を誇るIPLである。同社の主要ストリーミングサービス「JioHotstar」は、当四半期において月間アクティブユーザー数が平均で4億6,000万人を超え、Androidでのダウンロード数は10億4,000万回を突破した。

 

IPL視聴者数、デジタル・テレビで新記録を樹立

2025年のIPLシーズンは、視聴者数の面で歴史的な記録を打ち立てた。JioHotstar単体での視聴者数は6億5,200万人に達し、前年比で$28%$の増加を記録した。特にIPL決勝戦のピーク同時接続者数は5,520万人を記録し、T20(トゥエンティ20)形式の試合におけるデジタル視聴の史上最高記録を更新した。

テレビとデジタルプラットフォームを合わせたIPL 2025の総視聴者数は、11億9,000万人に達するという驚異的な数字を叩き出した。

また、地上波テレビ放送の視聴も好調で、JioStarネットワークは当四半期に8億人以上にリーチし、エンターテインメント番組全体の視聴シェアで$35.5%$を獲得した。ヒンディー語の総合エンターテインメントチャンネル「Star Plus」はトップ10番組のうち6本を占め、引き続き首位を維持している。

 

スポーツ以外のエンターテインメントも好調

JioStarの成長はスポーツだけに留まらない。エンターテインメント分野でも、JioHotstarは6月に過去最高の月間総視聴時間を記録した。オリジナル作品「Criminal Justice」は2025年最大のストリーミングヒットとなり、映画「Kesari 2」は同プラットフォームで今年最も視聴されたインド映画となった。

海外コンテンツも好調で、「Mufasa: The Lion King(ライオン・キング:ムファサ)」はJioHotstar史上最も視聴された海外作品となった。

さらに、同社は現在開催中のインド対イングランドのクリケット5連戦の独占デジタル配信権も獲得し、スポーツコンテンツのポートフォリオを一層強化している。

 

アンバニ氏「インドの視聴者に応え続ける」

リライアンス・インダストリーズのムケシュ・アンバニ会長は、次のようにコメントしている。 「リライアンスのメディア事業は、世界中のエンターテインメント、スポーツ、ニュースコンテンツをワンストップで提供するプラットフォームとして台頭した。我々は、洞察力に優れたインドの視聴者の皆様にご満足いただくため、あらゆるジャンルにわたるサービスを今後も強化し続ける」

税引き後利益は前年の6,740万ドルへと倍増以上となり、JioStarがインドのメディア市場で確固たる地位を築いていることを証明した。

ソース:India’s JioStar Posts $1.3 Billion Revenue in Q1, Sets IPL Records