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井上ひさし作『父と暮せば』岩国で大千穐楽!東京公演で絶賛された感動の舞台、8月2日にシンフォニア岩国にて上演


2025年7月20日、シンフォニア岩国は、作家・劇作家井上ひさしの代表作であるこまつ座『父と暮せば』が、8月2日(土)にシンフォニア岩国コンサートホールにて上演されることを発表した。全国3カ所(東京・茨城・岩国)のみで開催される本公演は、東京公演で大きな反響を呼び、最終公演地である岩国での大千穐楽に期待が高まっている。

 

東京公演で各界から称賛の声が続出

7月に行われた東京公演では、15日間にわたる上演期間中、演出家や主演俳優陣の熱演が多数のメディアで取り上げられた。また、SNS上でも「殺伐とした今の時代だからこそ、前向きに生きていく力になる」「初めて観る作品だったが、ユーモアもありつつ戦争とはどういうものかを改めて突き付けられた」など、来場者からの絶賛の声が数多く寄せられ、その感動が広がりを見せている。この反響を受け、シンフォニア岩国での公演にも多くの申し込みが殺到しているという。

 

原爆を背景に描かれる父娘の絆と命の輝き

舞台は、原爆投下から3年後の広島。原爆を生き抜いた負い目から「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」と淡い恋心を封じる娘・美津江。そんな彼女の前に、亡くなったはずの父・竹造が「恋の応援団長として出てきた」と陽気に現れ、美津江の恋を後押ししていく。

本作は、原爆という重いテーマを背景としながらも、日常の営みの中にある父娘の軽妙なやりとりが時に笑いを誘い、観る人にその時代を懸命に生きた人々の命の輝きや、父娘の絆を再発見させる心温まる物語だ。

 

被爆3世の松角洋平と実力派の瀬戸さおりが織りなす感動の演技

今回の公演では、被爆3世であり、文学座を経て数々の舞台や映像作品で活躍する松角洋平が父・竹造役を、福岡県出身で多くの舞台経験を持つ実力派女優の瀬戸さおりが娘・美津江役を演じる。

 

公演概要

  • 公演日時: 2025年8月2日(土) 14:30開演(13:45開場)
  • 会場: シンフォニア岩国 コンサートホール
  • 料金: 全席指定4,000円/25歳以下の学生2,000円 ※未就学児の入場不可
  • 主催: シンフォニア岩国 指定管理者サントリーパブリシティサービスグループ
  • 後援: 山口県/山口県教育委員会/山口県文化連盟/岩国市/岩国市教育委員会/岩国市文化協会/yab山口朝日放送
  • お問い合わせ: シンフォニア岩国 (TEL:0827-29-1600 FAX:0827-29-1609)

戦後80年となる今年、多くの人に観てほしい作品である。詳細については、シンフォニア岩国のウェブページを確認されたい。