社会現象を巻き起こした「鬼滅の刃」の最新作、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が、公開からわずか4日間で興行収入73億円を突破する異次元のスタートを切った。この記録は、これまで国内の初週興行収入で歴代1位だった前作『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のオープニング記録(46億2300万円)を大幅に塗り替えるものであり、その勢いはとどまるところを知らない。
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来、公開3日間で観客動員384万3613人(興行収入55億2429万8500円)、月曜・祝日を含む4日間では観客動員516万4348人(興行収入73億1584万6800円)と大変多くの方にご鑑賞頂きました。映画館にお越し頂いたお一人おひとりに心より御礼申し上げます。#鬼滅の刃 pic.twitter.com/ikxV3c8gX6
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) July 22, 2025
公開4日間で観客動員516万人超えの驚異的な記録
公式ツイッターアカウントの発表によると、本作は公開初日の7月18日(金)から21日(月・祝)までの4日間で、観客動員数516万4348人、興行収入73億1584万6800円という驚異的な数字を記録した。週末の3日間(金・土・日)だけでも観客動員384万3613人、興行収入55億2429万8500円に達しており、平日を含む公開序盤から多くの観客が劇場に足を運んでいることがわかる。
この大ヒットを受け、公式アカウントは「映画館にお越し頂いたお一人おひとりに心より御礼申し上げます」と感謝のコメントを発表している。
「無限列車編」超えのオープニングで歴代記録を更新
特筆すべきは、前作であり国内興行収入歴代1位(404.3億円)の金字塔を打ち立てた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の初動成績を上回った点である。『無限列車編』の公開初日から3日間の興行収入は約46億円であったが、「無限城編 第一章」はそれを約9億円上回る結果となった。この圧倒的なスタートダッシュは、シリーズの根強い人気と、ファン待望の「無限城編」の映像化に対する期待の高さの表れと言えるだろう。
さらに、初日の18日(金)には動員115万5637人、興収16億4605万4200円を記録し、初日成績の歴代No.1。20日(日)には動員142万1804人、興収20億3782万0200円を記録し、単日成績の歴代No.1を記録。日本映画史上の3つの興行成績の記録を同時に更新する快挙を達成した。
早くも2025年興収ランキング2位に
このロケットスタートにより、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来は、2025年の国内映画興行収入ランキングにおいて、公開わずか4日で早くも2位に浮上した。今後、夏休みシーズン本番を迎えるにあたり、さらなる観客動員が見込まれ、最終的にどこまで記録を伸ばすのか、大きな注目が集まっている。
物語は、鬼殺隊と宿敵・鬼舞辻無惨率いる鬼との最終決戦の舞台となる「無限城」での戦いを描く三部作の第一章。因縁の相手である上弦の参・猗窩座との再戦を軸に、壮絶な戦いが圧倒的なクオリティで描かれており、観客からは絶賛の声が相次いでいる。