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『トロン:アレス』コミコンで初映像解禁!ジャレッド・レトが現実世界で躍動、ライトサイクル&ライトボートのチェイスシーンも


2025年7月25日(現地時間)、米国サンディエゴで開催された「コミコン・インターナショナル」にて、ディズニー映画『トロン』シリーズ最新作『トロン:アレス』のパネルディスカッションが行われ、待望の最新情報が公開された。主演のジャレッド・レトをはじめとする豪華キャストが登壇し、初公開となる長尺クリップやNine Inch Nailsが手掛ける音楽がお披露目され、会場は熱狂に包まれた。

 

シリーズ初の現実世界が舞台となる『トロン:アレス』

 

『トロン:アレス』は、1982年の『トロン』、2010年の『トロン:レガシー』に続くシリーズ第3弾である。過去2作が主にコンピュータ内の仮想世界「グリッド」を舞台としていたのに対し、今作では初めてアクションの主軸が現実世界に移される。

物語は、ジャレッド・レトが演じるプログラム「アレス」が、エヴァン・ピーターズ演じる巨大テクノロジー企業エンコムの若きCEO、ジュリアン・デリンジャーによって現実世界へと送り込まれるところから始まる。さらに、シリーズの象徴であるジェフ・ブリッジスがケヴィン・フリン役で続投することも発表されており、ファンの期待を高めている。

 

コミコンで解禁された2つの長尺クリップ

 

パネルでは、本作のハイライトとなる2つの長尺クリップが初公開された。

 

ライトサイクルによる壮絶なカーチェイス

 

最初のクリップでは、アレス(ジャレッド・レト)と、彼と同じくプログラムであるアテナ(ジョディ・ターナー=スミス)が、グレタ・リー演じるイヴ・キムを追跡するシーンが描かれた。デリンジャーによって現実世界に「プリント」されたアレスたちは、同じくデジタル生成されたライトサイクルに乗り込む。

交通カメラを駆使してイヴを発見したアレスたちは、壮絶なチェイスを繰り広げる。ライトサイクルの後方に伸びる光の軌跡がパトカーを真っ二つに切り裂くなど、シリーズの代名詞であるアクションが現実世界で展開される様は圧巻だ。

 

グリッドでの救出劇とライトボートの登場

 

2つ目のクリップでは、舞台は仮想世界「グリッド」へ。デジタルデータの海に落ちたイヴをアレスが救出し、新たに登場する「ライトボート」を生成。アテナが送り込んだ3機のドローンによる追撃をかわしながら、現実世界へのポータルを目指す緊迫感あふれるシーンが公開された。ガラスのように滑らかで美しいグリッドの世界観も健在である。

 

ジャレッド・レト、ジェフ・ブリッジスら豪華キャストが登壇

 

パネルディスカッションには、主演兼プロデューサーのジャレッド・レト、シリーズのレジェンドであるジェフ・ブリッジス、グレタ・リー、アルトゥーロ・カストロ、ハサン・ミンハジらが登壇した。

自らを「公式トロン・スーパーファン」と称するレトは、「もしステージにいなければ、客席にいたでしょう」と作品への愛を語った。また、ジェフ・ブリッジスとの初共演シーンでは、感動のあまり思わず「カット!」と叫んでしまったというエピソードを披露し、会場を沸かせた。

一方、ジェフ・ブリッジスは「1982年から43年も経つなんて信じられないね!」と、長きにわたりシリーズに関われる喜びを語った。

 

音楽はNine Inch Nailsが担当

 

本作の音楽は、インダストリアル・ロックの重鎮であるNine Inch Nailsが担当する。パネルでは、彼らが手掛けた劇伴音楽に合わせたレーザーライトショーが披露されたほか、オリジナルソング「As Alive as You Need Me to Be」のミュージックビデオも公開され、作品のクールでパルシングな世界観を印象付けた。

 

『トロン:アレス』の全米公開日は2025年10月10日

 

『トロン:レガシー』から15年の時を経て公開される『トロン:アレス』。仮想世界のプログラムが現実世界にもたらされるという新たな物語は、シリーズに新風を吹き込むことになるだろう。

『トロン:アレス』は、2025年10月10日に全米で劇場公開予定。日本での公開日にも期待が高まる。

ソース:‘Tron: Ares’ Footage: Lightcycles, Nine Inch Nails Music at Comic-Con