クリス・ロックがA24で監督デビューを果たす長編映画に、ロザリンド・エレアザール(『スロー・ホース』)が主演のミスティ・グリーン役に決定したことが明らかになった。ロック自身が脚本・監督・主演を務めるこの新作には、アダム・ドライバー(『メガロポリス』)、ダニエル・カルーヤ(『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』)、アナ・ケンドリック(『シンプル・フェイバー2』)ら豪華キャスト陣も新たに加わる。
豪華キャスト陣が集結!クリス・ロック監督作の詳細は?
現在ロサンゼルスで製作中の本作は、才能ある女優であるもののキャリアが頓挫していたミスティ・グリーンが、過去の人物からのオファーをきっかけに再起を賭ける物語を描く。ドライバー、カルーヤ、ケンドリックの役柄の詳細は現在明かされていない。
プロデューサーはピーター・ライス、クリス・ロック、デヴィッド・ウォーゼン・ブルックスが務め、ネルソン・ジョージ、シャウム・セングプタ、マイルズ・アルバが製作総指揮を務める。
主要キャストの紹介
ロザリンド・エレアザール
ゲイリー・オールドマン主演のAppleの受賞シリーズ『スロー・ホース』でのルイザ・ガイ役で最も知られているエレアザールは、最近ではNetflixのハーラン・コーベン原作スリラー『Missing You』にも出演した。その他のテレビ出演作には、『Class of ’09』(FX)、『Deep Water』(ITV)、Starzのミニシリーズ『Howards End』、『Rellik』(BBC1)、『Harlots』(Hulu/ITV)などがある。映画ではアーマンド・イアヌッチ監督の『どん底作家の人生に幸あれ!』にも出演している。
アダム・ドライバー
最近ではマイケル・マン監督の『フェラーリ』やフランシス・フォード・コッポラ監督の『メガロポリス』に出演しているドライバーの今後の作品には、ヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映されるジム・ジャームッシュ監督の『Father Mother Sister Brother』、スカーレット・ヨハンソンとマイルズ・テラーと共演するジェームズ・グレイ監督の『Paper Tiger』、ジェシカ・チャステインと共演するAppleのシリーズ『The Dealer』などがある。
ダニエル・カルーヤ
『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』でオスカーを受賞して以来、ジョーダン・ピール監督の『NOPE/ノープ』や『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』に出演。また、キブウェ・タヴァレスと共同でNetflix映画『The Kitchen』を監督した。今後は、自身の製作会社59%プロダクションズを通じて、マテルおよびA24と共同で実写版『バーニー』映画の製作も予定している。
アナ・ケンドリック
最近ではAmazon MGMの『シンプル・フェイバー2』に出演し、Netflixの『Woman of the Hour』では監督デビュー作として高い評価を得た。