東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、人気音楽ユニットYOASOBIの「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」とタイアップした大規模なキャンペーンを実施すると発表した。2025年8月19日(火)から11月1日(土)にかけて、ツアーが開催される新潟、岩手、福島の各エリアで、ファンならずとも楽しめる特別な企画が展開される。
目次
キャンペーン概要
本キャンペーンは、JR東日本が推進する中長期ビジネス成長戦略「Beyond the Border」の一環として実施されるものである。コンテンツの力を活用して人の流動を創出し、都市と地方の活性化を目指す。
- 全体期間: 2025年8月19日(火)~11月1日(土)
- エリア別実施期間:
- 新潟エリア: 2025年8月19日(火)~9月7日(日)
- 盛岡エリア: 2025年9月26日(金)~10月12日(日)
- いわきエリア: 2025年10月16日(木)~11月1日(土)
YOASOBIが駅と新幹線をジャック!注目の企画内容
キャンペーン期間中、対象エリアではYOASOBIの世界観に浸れる4つの主要な企画が実施される。
1. YOASOBIメンバーによる駅構内特別放送
新潟駅、白山駅、盛岡駅、いわき駅の4駅限定で、YOASOBIのコンポーザーAyaseとボーカルikuraによる特別構内放送が流れる。事前に収録された貴重な音源で、駅を利用する人々を出迎える。
※放送のタイミングや頻度は各駅で異なり、当日の運行状況によっては中止となる場合がある。
2. 駅構内がYOASOBI仕様に!特別装飾
新潟駅、盛岡駅、いわき駅の構内では、ツアーのビジュアルなどを使用した大型の特別装飾が施される。通勤や通学、旅行で駅を訪れる際に、記念撮影スポットとしても楽しめそうだ。
3. 新幹線・特急でしか聴けない!車内限定音声コンテンツ
東北新幹線、上越新幹線、特急ひたち・ときわの対象区間に乗車した人限定で、特別な音声コンテンツが提供される。ソニーが開発した音声ARアプリ「Locatone™(ロケトーン)」を使用し、スマートフォンのGPS機能と連動して、特定の駅に近づくとYOASOBIメンバーによる限定音声が自動的に再生される仕組みだ。移動時間そのものがエンターテインメント体験となる。
- 対象路線:
- 上越新幹線
- 東北新幹線(盛岡まで)
- 特急ひたち・ときわ(いわきまで)
4. モバイルSuica限定カードフェイスが当たる!お買いものキャンペーン
期間中、対象施設でJRE POINT WEBサイトに登録済みのモバイルSuicaを使用し、2,000円(税込)以上の買い物をすると、抽選で「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」のツアービジュアルをデザインした限定カードフェイスが当たるキャンペーンに参加できる。
- 対象施設:
- 新潟: CoCoLo新潟
- 盛岡: フェザン
- いわき: S-PALいわき
- 参加条件:
- JRE POINT WEBサイトからキャンペーンにエントリー
- 対象施設にて、登録済みのモバイルSuicaで2,000円(税込)以上支払い ※エントリーと支払いの順序は問わない。
キャンペーンの背景にあるJR東日本の狙い
JR東日本は、グループの強みである広域な鉄道ネットワークを活かし、多様化する人々の趣味嗜好と連携する「コンテンツ軸」での流動創造を掲げている。今回のYOASOBIとのタイアップは、その具体的な施策の一つである。コンテンツの力で交流人口や関係人口を創出し、観光消費の拡大を通じて東日本エリア全体の活性化に繋げることが狙いだ。
タイアップ対象の「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」公演
今回のキャンペーンは、以下の公演に合わせて実施される。
- 新潟公演: 9月2日(火)、3日(水)、5日(金)、6日(土)
- 岩手公演: 10月10日(金)、11日(土)
- 福島公演: 10月30日(木)、10月31日(金)
各企画の詳細や注意事項については、特設キャンペーンサイトで確認することができる。
キャンペーン特設サイト: https://www.jreast.co.jp/yoasobi-cp/