芥川賞作家の綿矢りさと直木賞作家の朝井リョウによる異色の「コスプレ対談&サイン会」が、2025年9月28日(日)に青山ブックセンター本店で開催されることが決定した。本イベントは、綿矢りさの最新恋愛長編小説『激しく煌めく短い命』(文藝春秋)と、朝井リョウの作家生活15周年記念作品『イン・ザ・メガチャーチ』(日経BP 日本経済新聞出版)の刊行を記念して行われる。

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綿矢りさ・朝井リョウ、新作発売を記念し「コスプレ対談」開催へ
現代を代表する二人の作家が、どのようなコスプレ姿で登壇し、創作の裏側や作品の世界について語り合うのか、文学ファンならずとも注目が集まるイベントだ。
対談の後は、サイン会も予定されている。トークショーのみの参加も可能で、来場者の都合に合わせた楽しみ方ができる。
チケットは9月7日(日)午前10時から先着100名限定で販売が開始される。また、当日会場に足を運べないファンのために、後日アーカイブ動画の配信も予定されている。
イベント概要(9月28日@青山ブックセンター本店)
- 名称:『激しく煌めく短い命』『イン・ザ・メガチャーチ』発売記念! 綿矢りさ×朝井リョウ コスプレ対談&サイン会
- 日時:2025年9月28日(日) 18:00開演(17:30開場)
- 18:00~19:30 トークショー
- 19:30~ サイン会
- 会場:青山ブックセンター本店
- (東京都渋谷区神宮前5丁目53−67 コスモス青山ハーデンフロア地下2階)
- 定員:100名(先着順)
- 入場料:1,650円(税込)
- ※書籍代は含まれない。サイン会参加者は別途対象書籍の購入が必要。
- サイン会対象書籍:『激しく煌めく短い命』、『イン・ザ・メガチャーチ』(一人各一冊まで)
- 申込方法:LivePocket-Ticket-にて9月7日(日)午前10:00より受付開始。
オンラインでのアーカイブ動画配信も
本イベントのトークショーの模様は、後日オンラインでアーカイブ配信される。
- 配信期間:2025年10月1日(水)正午12:00 ~ 10月31日(金)23:55
- 料金:1,100円(税込)
- ※期間中は繰り返し視聴可能。
- 申込方法:Peatixにて9月7日(日)午前10:00より受付開始。
登壇者プロフィール
綿矢りさ(わたや・りさ)
1984年、京都府生まれ。2001年『インストール』で文藝賞を受賞しデビュー。2004年に『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞。主な著書に『かわいそうだね?』(大江健三郎賞)、『生のみ生のままで』(島清恋愛文学賞)、『勝手にふるえてろ』、『私をくいとめて』など多数。
朝井リョウ(あさい・りょう)
1989年、岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2013年に『何者』で直木賞を受賞。主な著書に『世界地図の下書き』(坪田譲治文学賞)、『正欲』(柴田錬三郎賞)、『スター』など多数。
対象書籍情報
『激しく煌めく短い命』(文藝春秋)

著者・綿矢りさの集大成的恋愛小説。京都の中学校で出会った久乃(ひさの)と綸(りん)。周囲の偏見に屈せず愛を育む二人だったが、ある出来事をきっかけに引き裂かれる。十数年の時を経て東京で再会した二人の、18年間にわたる嵐のような関係の軌跡を描く。
- 価格:2,585円(税込)
- ISBN:978-4-16-392009-2
『イン・ザ・メガチャーチ』(日経BP 日本経済新聞出版)

沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。
あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側……世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。
「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
価格:2,200円(税込)
ISBN:978-4-296-12104-5