東宝株式会社は、ゴジラ誕生70周年を記念し、海外初となるオフィシャルストア「ゴジラ・ストア Taipei」を2025年9月26日、台北市の商業施設「新光三越台北信義新天地A11」にオープンすることを発表した。これは、日本のポップカルチャーを代表する「ゴジラ」ブランドのアジア戦略における重要な第一歩となる。
好評博したポップアップを経て、常設店オープンへ
今回の出店は、2025年夏に同施設で開催され、大盛況となったポップアップイベント「GODZILLA STORE POP UP IN TAIWAN 2025」の実績が大きな後押しとなった。加えて、日本国内のゴジラ・ストア5店舗におけるインバウンド需要の高さも、海外展開を決定する要因となった。多くのゴジラファンが存在し、日本文化との親和性も深い台北が、記念すべき海外1号店の地に選ばれた形だ。
店舗は、シンガポールを拠点とするToho Entertainment Asia Pte. Ltd.（TEA）と連携して展開される。東宝は今回の台北出店を皮切りに、今後もアジアを中心とした海外出店を進め、ゴジラブランドのさらなる価値向上を目指すとしている。
『ゴジラ-1.0』の2m巨大スタチューがお出迎え
「ゴジラ・ストア Taipei」の最大の見どころの一つが、エントランスに設置される全高約2mの巨大ゴジラスタチューである。アカデミー賞視覚効果賞を受賞した映画『ゴジラ-1.0』に登場するゴジラを忠実に再現したこのスタチューは、本店舗のために新たに制作されたもので、圧倒的な存在感で訪れるファンを出迎える。
店内も日本のゴジラ・ストアのコンセプトを踏襲し、随所にゴジラの世界観を感じさせる装飾が施され、ショッピングだけでなく、作品の世界に没入できる空間となっている。
台北限定商品を含む多彩なグッズを展開
店内では、『ゴジラ-1.0』をテーマにしたアイテムはもちろん、幅広い世代に人気の「ゴジハムくん」や「ちびゴジラ」など、多彩なキャラクターグッズやアパレルを取り揃える。
コアなファンからライトなファンまで楽しめるよう、ぬいぐるみ、コインケース、IDホルダーなど、日常使いしやすいアイテムも充実させる予定だ。さらに、「ゴジラ・ストア Taipei」でしか手に入らない限定商品も準備中とのことで、ファンならずとも見逃せないラインナップとなりそうだ。
店舗情報
- 店舗名: 「ゴジラ・ストア Taipei」
- 所在地: 新光三越台北信義新天地A11館3F (110台北市信義區松壽路11號)
- オープン日: 2025年9月26日（金）
- 営業時間 (TST):
- 日曜日～木曜日: 11:00～21:30
- 金曜日～土曜日: 11:00～22:00
- ※新光三越台北信義新天地A11の営業時間に準じる。
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